アメリカの大学受験はとても複雑です。

学力だけではなく

高校時代をどう過ごしたかが重要視されます。

例えば

ボランティアやリーダーシップ

要は

いろいろな事をしても良い成績をキープできる子

タイムマネージメントが出来る子を

良い大学は求めています。

 

そんな日本の大学受験と違うアメリカの大学受験

日本から来た親御さんはいろいろ戸惑い疑問が一杯です。

 

AP Japaneseレッスンをしていると

生徒さんの親御さんからいろいろと質問されます。

 

「私はカレッジカウンセラーではないので・・・」

と前を気をしながら

知っている知識をお話しさせてもらっています。

 

AP Japanese試験を受けてどんなメリットがあるのか

それに続いて

大学受験の事や

どう言う事をしたらいいのかまでお話が及ぶことがあります。

 

娘が中学生の時に

「獣医になりたい!」と言い出し

アメリカで獣医になるのがとても難しい事を知りました。

そのためには

良い大学に行き、獣医大学院に合格しなくてはいけません。

良い大学に行くには学校の成績の他に

ボランティアやインターンシップ

全米レベルの競技会出場や入賞

サマーキャンプなどなど

出来る限り調べたり申し込みをしたりしました。

 

 

結局、娘は難関大学には行かず

地元の州立大学で

獣医になる事も辞めてしまったのですが

AP Japaneseレッスンを始めて

このアメリカ受験に関するいろいろな事を

ご父兄の皆さんにお話しすることが出来

教育ママ経験も無駄にはなってはいなかったと感じます。

 

 

AP Japaneseレッスンをするには

アメリカの学校の事などの知識も必要だと思います。

例えば

生徒さんのレッスン日を変えて欲しいと

前日になって言われる事も多いです。

ドタキャンは迷惑だと思いますが

私はそんなに気になりません。

 

なぜなら

 

APと言う大学レベルのクラスや試験を受けるような高校生は

モチベーションが高い子が多いです。

良い大学に行くために

スポーツやバンド、ボーイスカウトやボランティアなどなど

課外活動で忙しいです。

AP Japanese試験はオプションに近いものですから

それらの活動が優先されるのは仕方がないです。

 

娘も高校生の時はとても忙しかったです。

APクラスを取ると宿題が多いので

夜10時以前に就寝する事は難しく

他に乗馬、射撃、動物病院でのボランティア

大学の研究所でのインターンシップ

サイエンスプロジェクトなどなど放課後や週末も忙しかったです。

その送り迎えをする親も大変!

 

そんな忙しいスケジュールをこなしているのも理解できます。

 

娘の高校で

放課後に日本語クラブを作って日本語を教えた経験も

娘だけではなく

他の高校生と交流することによって

彼らの考えている事や行動などを知る事が出来ました。

それは

レッスンを通してアメリカの高校生と

楽しくレッスンをする事に役立ってます。

 

日本語教師と言う仕事は

いろいろな経験・知識が役に立つ仕事ですね。

 

就職活動をすると

年齢がネックになりますが

日本語教師は逆に豊富な人生経験が活かせる仕事です