ノッティとコッティともに同じT大学病院で生まれ、その後の

手術と術後のケアもずっとお世話になっています。


 T大学病院では、入院の際には母親の付き添い入院が

『必須』となっています。(父親の場合は、調整が必要だそう)

まあ、全国から患者さんが集まってきているので、お住まいが

遠方だったり、患者さんのきょうだいがまだ小さくて、その子の

面倒もあるのでと、やむをえず付き添い入院ができない以外は、

皆、付き添い入院となっています。


 ノッティとコッティは疾患の種類が違うけれど、同じ小児外科

病棟で入院していたので、おちょうは付き添いにも慣れたもん

だなと思っています。



 入院の際の入院準備は手慣れたものですが、コッティの

付き添い入院中の、パパとノッティの生活のことも考えねば

なりませんでした。


 パパは、家事一切が完璧な母親のもとに育ち、結婚するまで

実家に住んでいて、全てをやってもらっていたこともあり、

家事一切できない人です。おちょうがしつけようにも、全く家事を

やる気はなく(笑)、どちらかというと、しっかりがっつり稼いでくる

ことの方がいいみたいで(笑)。まあ、生活に困らない程度、

稼いで来てくれれば充分だ!と甘やかしているおちょうです。



 そんなパパが、おちょうがノッティの付き添い入院中の時に、

「洗濯は自分しかやる人がいないあせる」という状況になり、

操作方法、干し方、たたみ方を伝授することになり、必要に

迫られて、真面目にきっちりとやれるようになりました。


 でも、付き添い入院の時以外にはやることもなかったので、

すっかりやり方を忘れてしまったパパ(笑)。コッティの付き添い

入院前に再度説明したのでした。



 ノッティが幼稚園と児ディに通う年齢に達していたこともあり、

お弁当づくり、各所への持ち物の準備、送り、各所降園後の

預り場所からのお迎え等のための仕事調整、ノッティとの生活

の中での洗濯や食事などの育児を含め、一日のうちでどこかで、

コッティの面会を組み込むということで、パパは「全てのことを

きちんとできるかなあ・・・」ととても不安な気持ちでかなり

プレッシャーだったそうです。(パパがやせたのには気づいた

けれど、スーツのズボンの胴囲は、握りこぶし2つ分入る程に

やせていたのは、おちょうもびっくりしました。ちょうどいい

ダイエットにもなったようで、めでたしめでたし(笑))



 自分一人だけだったらなんとでもなるけれど、ノッティに不便や

不安を感じさせてはいけないと本当に頑張ってくれました。



 例えば洗濯ですが、洗濯の仕方はわかっても、どのタイミング

ですればいいのかということを言っていたので、パパは初めての

お弁当づくり(食事作りは一切できないパパが本当によく、お弁当

をつくったなあってえらかったと誉めまくっています(笑))だからと

毎朝6時に起きてつくると言っていたこともあり、「朝起きたら、

まずは洗濯機を回して、その間にお弁当を作り、作り終わってから

干して、ノッティを起こして幼稚園に送って行ったら」と提案し、

パパとノッティの洗濯物だけだったので、お弁当のある日のどこか

で週1~2回すれば充分で、その通りに実践していました。


 お弁当袋やランチョンマット、おしぼりなどは、その日のうちに

手洗いして干しておけば朝までに乾くからといい、そのようにして

くれていました。


 

 食事ですが、パパが一人だけだった時は仕事帰りにどこかで

食べて帰ってきていましたが、ノッティのことやお弁当づくりのこと

もあったので、一緒に食べに行くというだけでは済まず、

スーパーやテイクアウトできるお惣菜屋さんでおかずのみ

購入し、御飯だけは炊くようにしていました。もちろん、お米の

とぎ方や炊き方、お水の量などもしっかり伝授しました。


 ごはんが炊けないとノッティにお弁当をもたせられないから

と慎重で、でも、とってもふっくら美味しく炊けたそうです。やれば

できるっていうことで、パパの自信にもつながったし、それが

ノッティにしっかりと伝わって、お弁当は毎回きれいに食べて

きてくれたり、パパと一緒にお風呂に入って一緒に寝たりと

すごく頼りにされて、パパも一段とパパに成長することが

できました。


 コッティが手術を必要とする状態で生まれてこなかったら、

もしかしたらパパが家事やノッティの面倒をここまでみる機会

もなかったのかなと思うと、パパに必要な試練だったのかな

と思っています。





 ※guchyさん、記事にするのが遅くなってごめんなさいね。

質問のお答えになっているかどうかわかりませんが、いつでも何でも、

どんなことでも聞いてくださいね。補足させていただきますね。

あーちゃんの手術入院付き添い中、今は心配の方が大きいかと思いますが、

優しくてご理解のあるご主人様ですから、奮闘してくださることだと思っています!!

おにいちゃまたちも、一回りも二回りも成長をみせてくれるはずですよ!


 そうそう、いつもと違う環境下となる病室は乾燥しているし、水分が不足

すると母乳の出にも影響しますので、ミネラルウォーターは必須アイテム

としてオススメで~す!私の付き添い入院のお供は、ミネラルウォーター

とバナナ、パンでした。自分の食事は昼はお弁当を病室まで配達して

頂きましたが、朝夜は義母がお弁当をつくってきてくださったり、差し入れ

をしてくださったりと、本当に助かりました。


 ノッティの付き添い時、母乳ということもあり、入院中に食べ損ねてしまう

状況や、小腹がよく空いていたので、非常食的にバナナとパンがあったのは

助かりましたよ(笑)。