以前このブログでご紹介した 、動画サムネイル生成「Video Thumbnails Maker」ですが、一部の方から使い方を教えて欲しいとの質問が来ましたので、ブログネタとして、改めて掲載しますね。
インストールはこちらの開発者サイト からダウンロードして、ダウンロードしたexeファイルを実行して、インストールしてください。インストーラーの指示に従えば、問題なくできるでしょう。
では、使い方です。
まず、「Video Thumbnails Maker」を起動すると、こんな画面(↓)が表示されます。
ここでのポイントは、ボタンとしてまったく気付かない、文字で出来たのボタンくん達です。(赤色で囲った箇所)
①・・・サムネイルを生成したい動画ファイル、もしくは動画ファイルのあるフォルダを選択するボタン。
②・・・動画ファイルをセットした後に、サムネイルの生成を制御するボタン。(基本的にStartとStopしか使わないでしょう。)
③・・・①で選択したファイルをクリアしたい場合に使うボタン。
④・・・環境設定やサムネイル生成時の詳細設定が可能なオプション・環境設定ボタン。
⑤・・・保存先に関連するボタン。
ということで、一番簡単な使い方をご紹介すると、
<初期設定で生成するパターン>
1)上の画面①にある「Add Files」をクリックすると、以下のような選択画面が出てきますので、サムネイル生成したい動画ファイルを選択します。
2)動画ファイルを選択すると、以下の通り、Startボタンがアクティブになるので、クリックすると、サムネイル生成処理が実行されます。
3)処理が終了すると、指定した動画ファイルと同じフォルダにサムネイル画像が生成されます。
ということで、上記の初期設定状態でサムネイル生成すると、以下のような感じ。
超簡単です。
では、次に設定を少し変えて生成してみましょう。
<ちょっと設定変更して生成するパターン>
1)一番上の画像でご紹介した④の「Options」をクリックします。
そうすると、以下画面が表示され、サムネイル生成時の各種設定変更が可能となります。保存する場合は、画面左側にある「Save<<<」というボタンをクリックすればOK。
またこの設定については、画面上部(赤枠内)にある通り、5つまで設定の保存が可能となっていますので、複数のサムネイル生成パターンを登録しておき、呼び出して実行することも可能です。(設定自体をエキスポート/インポートすることも出来るので、実際はもっと複数設定を保持することが可能ですね。)
2)今回は上記初期設定から、以下に印をした3箇所を変更してみました。
①Tile Width ・・・ サムネイルの縦・横サイズ指定。
今回は少しサイズを大きくしました。(Auto Heightにチェックが入っていると、縦横比はオリジナルのまま自動で設定してくれます。)
②Technical Detail ・・・ ヘッダー部分にある補足説明の指定。
今回は表示される配置の変更と、VideoTechという動画ファイルの情報を表記するように設定しました。
③Thumbnails ・・・ サムネイルにある補足説明の指定。
今回はサムネイル上に表記されている時間の文字色を薄い黄色にしたり、サムネイルについている影の長さを短くしてみました。
ということで、出力結果は以下のようになり、最初に出力したサムネイルのファイルよりは、少しデザインが変わっていることがお分かりいただけるかと思います。
あとは、利用に際して、「私は英語がだめなので、フランス語で・・・」という方は、Environmentという環境設定画面(↓)で変更などが可能ですので、お試しください。
ちなみに、ワダケンがサムネイル生成については、別ツールの「動画のサムネイル&スナップショット作成 Area61ビデオブラウザ」 に触れているようです。
興味のある方はどうぞ。