第83回アカデミー賞が

発表された。


『英国王のスピーチ』

が4冠。


まだ観れてないので

早く観たい。


そんな中

撮影賞に

『インセプション』

が入っていた。


まさに

あの作品は

撮影賞。


ちゃんと

『インセプション』

に撮影賞を与えるところが

アカデミー賞の素晴らしさ。


クリストファー・ノーラン監督の

ある種こだわりの映像だから

賞とは無縁でも仕方ないと

思いがちなのだが

そこでちゃんと観てるというのは

何だか人ごとながら

嬉しくなってしまう。


しかも

録音賞

音響編集賞

視聴効果賞

と渋い技術賞4冠。


ノーラン監督らしい

といえばらしい。


二度対談させて

いただいたので

感覚をリングサイドのように

少しだけ感じることができる。


長編アニメーション賞は

『トイ・ストーリー3』


しかし

最初の映画館から

家のDVD合わせて

何度観た事か。


ネタバレするので

書かないが

ラストの涙は何度観ても

流れてしまう。


娘も内容は

わかってるのか

わかってないのか

何度観ても集中。


こうして考えると

リメイクやパート2ばかりで

堕落したと言われる

ハリウッド映画だが

やはり


されどハリウッド映画


と思う。


それは

作る方の意識もだが

審査する側の意識も

もちろんユーザー意識も

高い。


最近思ったことがある。


僕が

大好きな映画だし

子供も大好きな映画の一つで

こんな内容のものがある。

果たして何の映画か。


その物語は

しあわせいっぱいの

新居での家族の団欒から

始まる。


そこに突然襲いかかる

母子殺害。

そして

残された息子が

何ものかに拉致。


それを奪還するべく

父親が立ち上がる・・・。


邦題を本気で付けるなら


『奪還』


か。


その映画は






『ファインディング・ニモ』


今回も

アカデミー賞を獲得した

『トイ・ストーリー3』

と同じスタッフも

たくさんかぶっている

ピクサー作品。


子供映画と

思われがちだが

『ニモ』は上のように

漢字解説すれば

相当オープニングから重い。


しかし

それを

そこまで重く捉えさせないように

CGやカットバックのストーリーによる

完全エンターテイメントで

表現している。


このように

『ニモ』

一つとっても

されど米映画である。


『ニモ』

ももう100回は観たと思うが

まぁよく観ると

本当にニモママの扱いは

酷いよ。笑


たくさんの子供の中で

一匹だけに

「ニモ」って名付けただけ

だからかね。


食われちゃってから

ニモパパはニモに集中で

ママを振り返らないし。


よくよく見ると

ドライだよーかなり。


それはなぜなら

そこを描く映画ではないから

というプライオリティが

貫かれている。


何かを取れば

何かを諦める。


米映画に学ぶところは

まだまだあるはずだ。


おちまさと


『ニモ』の

アンドリュー・スタントン監督とも

対談したことがあるが

詳しくは確か前に

twitterに書いた気がする。


@ochimasato


探してみて下さい。


あと

ナタリー・ポートマンが

主演女優賞獲ったみたい。


昔NYの

NIGOさんのパーティーに

普通に来てたなぁ。


『レオン』

は心の映画の一本です。


「マチルダ・・・」


関係ないけど

『レオン』の

ゲイリー・オールドマンが

本当に好き。