6月5日水曜日からのお話です。
この日は、夕方近い時間に大阪南港へとやって来ました。
ハーゲンダッツには失礼ながら、これ15個も食べて応募する人は少ないんちゃう?って感じで、逆に言えば、これは当たるかも知れない!! そんな予感(希望?期待?願望?)がして、結果、なんと!予感通り、当選しちゃった!!と言う訳です。
そんな訳で、緻密に適当にゆる~く予定を立てて久し振りの九州旅行へと出発です。
ちなみに、愛妻と私、それに娘を入れての三人ですので、残念なことに山登りはありません。
おおよそのスケジュールを決め、3ヶ月ほど前に宿泊の予約を入れ、フェリーの予約も取って、愛妻と娘は、有給休暇申請もしてこの日を迎えました。
錨(いかり)もデカい!!
フェリーの後姿、車の乗船口です。
ATC、WTCのビルも見える大阪南港のフェリーターミナルです。
向こうにも同じ様なフェリーが停泊しています。
こちらのさんふらわあ むらさきが、今回のフェリーです。
車ごと乗ります。
後で思いましたが、費用で言えば、人だけ乗って、向こうでレンタカーを借りるべきでしたね。
年金暮らしですからね・・・フェリーだけで往復約10万円はイタい・・・
ただ、結構レンタカーも人気で、港に近い所で予約を取るのもハードルが高く、色々面倒くさいこともあるので、自家用車で行きました。
こちらは、向こうに見えていた鹿児島 志布志行きのフェリー きりしまです。
良い天気ですけど・・・昨日までの予報は、好天でしたが、行く所の天気予報を今、見ると、なんと!雨に変わっていました。
まあ、私あるあるなんで、仕方がありません。
自称晴れ女の愛妻は、『もうお父さんったら!!』って私を責めて来ます。
トラックから積み込み初め、ペット連れの部屋の方々、バイクの方々が乗船してから、我々のターンです。
プライベート個室の三人部屋を予約して来ました。
一人、二人だと選択肢も色々ありますが、三人はとても少ない、従って、3ヶ月前の9時からの予約開始で、すぐ埋まります。
ちょうど3ヶ月前の9時からのネット予約開始で臨んで、行き帰りともギリギリ取れました。
そんなに苦労して取った、有る意味人気の三人部屋ですが、こちら、リーズナブルで三人の個室が確保出来ますけど、防音ほぼゼロで、子供の声など筒抜けです。
ベッドは、折りたたみ式、まあ、マットレスみたいなものですが、何と!フランスベッド製です!!
が・・・かなり狭いです。
部屋も狭くて、ちょうどコロナ前の山小屋レベルくらいな感じで余裕はありませんね。
今回のさんふらわあ むらさきは初めてでしたので、部屋に入って、少し、戸惑いを隠せませんでした。
ただ、スイートルームになると、窓もあるし、バルコニーがあったり、ホテル並の部屋となりますが、差額はかなり上乗せになります。
まあ、音は筒抜けで狭くてもリーズナブルでプライバシーは保たれますので良しとします。
気を取り直して、船内の散策も楽しんでみましょう~♪
段々と夕暮れが迫って来て、出航前の船から見る景色も良い雰囲気になって来ました~♪
昨年の春に新造就航したので、とにかく外も、中もピカピカです。
船長さんの服を着て記念撮影が出来ます~やろうと思いましたが、メッチャ人がいるので、ここまで来て、なぜか羞恥心が芽生えて止めときました。
ありゃ やらんのか~い!!
階段が宝塚か!!って感じになっています。
人が切れる一瞬を狙って撮りました。
今立っている階が6階で、ショップ、レストランなど共有スペースと、我らがプライベート和室や、プライベートベッドなどの部屋があります。
この階段を昇り7階には、展望大浴場、展望デッキに、ドッグラン、ペットと泊る部屋や、スイートの若干下の階級の部屋などがあります。
和室と洋室をつなげて、三世代でも利用出来るコネクトルームなどもあるんですね。
そして、8階には、スイート、セミスートなど全室窓のある上級の部屋となり、この階専用のスイートラウンジなどもあって6階、7階の人は入れない様になっています。
天井はプロジェクションマッピングも出来る様になっています。
ショップには、さんふらわあオリジナルグッズや、九州のお土産などもあり、コンビニ的なものは、パンやビールなども良心的な価格で置いてありました。
そして、なかなか良いと言うウワサの夕食ビュッフェに入ります。
いやいや、船内散策する前に、先に入れよ~ってことでしたね。
外の見える席は、全部埋まっていました。当たり前でしょう。
もう、ホテルのビュッフェですね!!
和洋中、何でもあります。
とりあえずギリギリ外が見える?席に着きました。
もう、そんなに食べられないので、この一巡だけにしときます。
生ビールもリーズナブルで500円です。
ビアガーデンみたいな自動で注いでくれるマシーンです。
生中🍺といっても、ジョッキみたいにガラスの厚みがない樹脂なので、実質容量はメッチャたっぷり入っています。これはお得ですよ。
ついでにフルーツも確保しておきます。
大分の郷土料理 りゅうきゅうです。
そして、いよいよ出航して、段々とWTCとも離れて行きますね~♪
しばし、大阪ともお別れです。
デザートも食べられるだけの量にしときます。
娘はチョコレートタワーと言うか、チョコレートファウンテンを楽しんでいます・・・3つも食べられるのか?
アイスもあります。
食後は、展望大浴場につかってサッパリと爽やかになってから、展望デッキに出ます。
煙突です。
明石海峡大橋が見えて来ました。
暗いのですが、明石海峡大橋をくぐります。
風が強いので、気を抜くとスマホが海に飛んで行きそうになります。
神戸から明石方面の夜景です。
さすが新造船って感じですが、船と言えばディーゼルエンジン、中でも以前はC重油で、とても凄い匂いと、黒煙が出ていましたが、全く匂いも、夜ですが、煙も出ている感じがしません。
しかも、昔みたいなグオングオンと言う振動や、音も静かな気がします。
何でかは、後で分かりました。
7階から6階を見下ろしたところです。
ショップなどの営業が終わりました。
キッズコーナーです。
天井のプロジェクションマッピングが始まります。
ここでわかりました~今回就航したさんふらわあ むらさきとくれないの推進用エンジンは、日本初のLNGエンジン採用なんですって。
別途発電用には、LNGと、船舶用重油も使えるデュアルフューエルエンジン搭載です。
なるほど、それで煙も、匂いも、音、振動も、温室効果ガスも抑えられて、環境にも優しいって訳ですね。
どうしても制御室や、操舵室が気になります。
四国には行きませんが、四国カルストです。
ふるさとの来島海峡大橋です。
その昔は、この船も関西汽船で、ふるさと今治や、松山にも寄って、別府へと向かっていました。
なので、今治から、九州にも、大阪にも、良く船で行っていました。
と、言うか、子供の頃は、瀬戸内海の各橋も繋がっていなかったし、高速道路も、新幹線もそんなに繋がっていなかったので、寝ていれば到着出来る船は、良く利用しましたよ~♪
そして、映像は別府湾へと到着です。
終わったところで、それと、煙が出ていない理由も分かりましたので、静かに寝ましょう。💤
翌朝、早くから目が覚めてしまい、5時15分からの大浴場につかって、もうすっかり明るくなった外の散策です。
いや~予報通り天気は下り坂です・・・
たぶん東側・・・
ほんまに全く匂いも煙もありません。
さすが、天然ガスエンジンですね。
いつも通り、話がそれますが勤めていた会社の業界では、随分昔に天然ガス化は進み、今は、水素燃料、アンモニア燃料から、燃料電池、将来的には小型モジュールによる核変換技術などにも取り組んでいますからね。
業界は違いますが、まだまだ色々な技術の船も出来るのでしょうね。
頼む!天気よ 持ってくれ!!
錆びも汚れもなく、ホンマに真っ白ですやん!!
船内では、実は、ほぼ電波は繋がりません。
Wi-Fiも装備されていますが、元の電波が届いていないので、Wi-Fiにつないだとて、ネットには繋がりません。
デッキに出ると、4Gなら電波はパンパンに立つのですが、なぜかネットに繋がりません。
なので、向こうに見える山の名を検索しようとしますが・・・
何かデータダウンロード画面になって、ダウンロードをしようとしますが、全然ダウンロード出来ません。
そんな訳で、スマホでの山名検索は出来ませんでした。
なんてやっている内に船は接岸しました。
やがて車に戻る様にと言う船内放送がありましたので、車へと戻り、いよいよ九州へと上陸しましょう~♪