【記事】【ドラマレビュー】「野王」の揺れる二人の男、彼らがもたらす破局 | ユノが好きすぎるおちゃめブログ

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こんばんは(^o^)/



あ~ 最近の水曜日って…



「野王」&「月光プリンス」のお楽しみが去っちゃった翌日で…



とっても脱力感を感じる日になっちゃったわ…ショック!



そんなわけで…



少しでも番組の内容が知りたいなと探したのがいろんなレビュー記事…



今朝 「月光プリンス」関連はアップしたから…



今夜は 「野王」のレビュー記事をいっちゃいますわね~音譜



あ~ もう来月の字幕放送が待ち遠しいわっラブラブ!ラブラブ



25日放送は 第15話じゃなくて 第13話だわね。。。(※文中 赤文字)



【ドラマレビュー】「野王」の揺れる二人の男、彼らがもたらす破局

ハリュとペク・ドフンの感情の変化が持つ意味

揺れている。チュ・ダへ(スエ)へのペク・ドフン(東方神起 ユンホ)の一途な思いも、そして如何なる状況でも揺れそうになかったハリュ(クォン・サンウ)の復讐への執念までも、徐々にひびが入っている。もしかするともう一つの確執の種かも知れない。伏線と解釈したほうが良いだろう。チュ・ダへを疑い始めたペク・ドフンの未来、そして依然としてチュ・ダへに未練があるハリュの運命は、どうなるだろうか。韓国で25日に放送された第15話にそのカギがあった。

ペク・ドフンの未来は…捨てられる?

ハリュがどんどん追い詰めてくると、チュ・ダへも反撃に出た。ハリュと疑われるチャ・ジェウン弁護士が、これ以上ペクハクグループの人たちと交流できないように、彼をペクハク財団の顧問弁護士から退かせたのだ。ハリュの立場からしてみれば、計画に支障が出たことになる。ペクハクグループの中に入り込まないと、チュ・ダヘへの復讐が出来ないはずだが、どうしたことか、ペク・ドギョン(キム・ソンリョン)常務の態度まで変わってしまった。これ以上恋人のふりは出来ないと、関係を整理すると宣言したのだ。

結局ハリュは、アンシムおばさんに頼み、ペク・ドフンに一つの通帳を送った。アメリカに留学していたチュ・ダへに、ハリュが送金した記録が残っている通帳だった。気になったドフンは、結局アンシムおばさんを訪れ、アンシムおばさんはハリュの計画通り、チュ・ダへに男がいたという事実を明かした。ドフンは憤った。ダヘの過去は関係ないと、自身の女になっただけに、これからはこういうことが起こらないようと注意させた。しかし、彼の目は揺れていた。

(C)SBS

その道でダヘを訪れたドフンが何も言わずダヘを抱きしめ、「愛している」と言ったが、それはチュ・ダへの裏切りに揺れる自身の心を隠すための行動に過ぎなかった。特に予告編を見ると、ドフンはテクベとチュ・ダへが会っている姿を目撃し、テクベをダヘの昔の男だと誤解するシーンがある。どんな時でもチュ・ダへの味方だったドフンが揺れるのは、だからこそ、興味深い。もしダヘへのドフンの愛と信頼が崩れてしまえば、ダヘもまたドフンを捨てるはずだからだ。昔ハリュを捨てたように。

更にストーリーの展開上、チュ・ダへの前には、将来大統領候補になるソク・テイル(チョン・ホビン)元市長が登場した。更に高いところに立とうとするチュ・ダへにとって、既に気持ちが冷めてしまったドフンよりは、大統領の座に上るソク・テイル市長の方が魅力的だ。彼女がドフンを捨て、ソク・テイル市場の女になる蓋然性は十分にある。

もちろん、原作のようにチュ・ダへがドフンを殺害するかどうかは分からない状況だが、確かなのは、チュ・ダへを疑った瞬間、ペク・ドフンの未来には雨雲が漂い始めたという事実だ。愛してはいけない人を愛した。そして一度愛したのであれば、最後まで愛すべきだった。パンドラの箱が開かれ、ペク・ドフンは見てはいけないものを見てしまった。残念なことに、ペク・ドフンが開いたパンドラの箱には災いしかなかった。希望は最後まで現れなかった。彼は結局捨てられる運命から逃れられないだろう。

(C)SBS


ハリュの復讐が失敗するしかない理由

この日放送された「野王」で、特に面白かった部分は、チャ・ジェウン弁護士として生きているハリュが、初めてチュ・ダへに自身の正体を明かした点だ。もしかするとと疑い続けてきたチュ・ダへだったが、チャ・ジェウン弁護牛がハリュという事実に困惑した。

「ダヘ……」ハリュが自身の名前を優しく呼ぶように、チャ・ジェウン弁護士の口から自身の名前を呼ばれると、チュ・ダへを身震いした。ハリュが全てのことを暴露してしまえば、彼女は今手にしているものを全て手放すしかないためだ。やっとの思いで上り詰めた場所だ。ついにペクハクの人間になったところで、死んだはずのハリュが目の前に現れたのである。

ハリュがチュ・ダへに自身の正体を明かしたのは、彼女を苦しめるためだった。世の中の全ての人が自身をチャ・ジェウン弁護士だと思っていても、チュ・ダへだけは自身がハリュだということを知り、不安を抱きながら生きろという意図だった。しかし問題は、チュ・ダへを痛い目にあわせなければならないのハリュの心のどこかに、依然としてチュ・ダへへの未練と愛が残っていることだ。

(C)SBS

自身の正体をばらすと脅かすチュ・ダへに立ち向かうハリュは、自身もまたチュ・ダへの正体を暴露すると宣言した。そうそれば2人とも滅びると、それが自身の望む道だとハリュは付け加えた。ハリュが提案した最後の方法は一つ。チュ・ダへが全てを手放し、元々住んでいた貧民街に戻ることだった。この日チュ・ダへに「再び原点から始めるわけにはいかないのか」と哀願するハリュの目は、これ以上なく切実で、ダヘにキスを試みる姿からは「復讐」ではなく、「本音」が感じられた。冷酷な復讐の化身にならなければならない状況でも彼は、依然としてチュ・ダへへの哀れみと未練、そして愛を秘めていたのである。

記憶を第1話に戻してみると、結局ハリュは特別検事となり、大統領夫人となったチュ・ダへを逮捕するために青瓦台まで家宅捜査する。しかし彼がチュ・ダへを殺す可能性はなさそうだ。むしろチュ・ダへの手に自身の命をゆだね、長い復讐の道のりに終止符を打つのではないだろうか。彼が見せた、チュ・ダへへの目がそのように語っている。

この日「野王」では、チュ・ダへへのペク・ドフンの信頼と愛が揺れたように、ハリュの憎悪と復讐も少しずつ揺れていた。果たして2人の男の揺れがどのような破局をもたらすのか。目に見えるようだが、かなり似ているドフンとハリュの今後が楽しみな理由だ。



[出処:Kstyle]