呆れるほどケチな父 | はね流

呆れるほどケチな父

夜中のブログにも書いたけど、


父の家系は大酒飲みである。


父、弟もその典型である。


これに補足するなら、


お金にだらしない反面、どケチでもある。


父は靴が欲しかったらしく、


とある大型スーパーで、靴を物色していた。


『高いやつばっかやなあ』


って父が言うので見渡すと、


2980円とか3980円とかの普通のスニーカーやった。


『全然高ないやんけ、よう買わんのやったら買うたるわ』


って、言ったら『ええわ』って言うし、


僕には買ってもらいたくないんやろなって思った。


後日、父に会った時、


『靴なあ、ええのあったで』って言うから


見てみると、


明らかにしょぼいし、安物まる出しみたいな靴やった。


『これ、いくらやったん?』って聞くと、


得意げに『980円』って父が言った。


デザインとか、服に合うか?とか、靴の履きやすさとか、など、


選ぶ基準は色々あると思うけど、


外出用に履く靴やのに、値段だけで選ぶ父


この人の脳裏には、


かっこいいとか、おしゃれとか、逆にみっともないとか、


そういう言葉はないのか?


だから僕とは合わへんのや…と、


強く思った。


高くても良いものを買うという考えがないのだ。


3000円くらいの普通のスニーカーですら高いて言うて、


ケチって買わない父。


要は、お金をお酒とかにつぎ込みたいだけなのだ。


僕には理解ができない。


何万円もするわけやないのに…


父は、たった3000円の買い物すら大好きなお酒のために出し惜しむ人なのだ。