格安のSIMを売っているたくさんある仮想移動体通信事業者いわゆるMVNOは、docomoのネットワーク回線を借りてサービスを提供しています。

そのため、仕様としての通信速度は「最大150Mbps」など、どの仮想移動体通信事業者でも大きな差はありません。

しかし、実際の通信速度を調べてみるとMVNOによって大きく異なるんです。

例えば、昼休みの時間帯に通信速度を測ると、速度が、1Mbps前後から、20Mbps前後までという差があることも。

多くのサービス提供元もdocomoの回線を使用しているにも関わらず、通信速度の差はどうしてうまれるのでしょうか。

なぜかというと通信の速度は、通信回線の帯域の太さと通信の設備に影響されるからです。

「太い回線帯域」と「設備」とはMVNOによって異なっています。

仮に格安SIMを使うことができれば、スマホ料金を安くすることができます。

大手キャリアだと7000円から9000円ほどかかる費用が、格安SIMだと月々1000円ということも。

とりあえず、プランニングしてみてもいいかもしれませんね。

そもそもSIMとは、NTTdocomoでは、UIMカードau(KDDI)では「au ICカード」、ソフトバンクモバイルでは、USIMカードと言われているICカードのことを指しています。

携帯電話に、ドコモ、au、ソフトバンクのものではなく、MVNOのSIMカードを入れて使うと、携帯電話料金を抑えることができるので、最近注目されるようになっています。

通常、帯域がしっかりしていればアクセスが増えたとしても、通信速度は低下せず、設備投資がしっかりしていれば、安定したデータ通信を行うことが出来るので、利用者が多い時間帯でも通信速度の低下は発生しづらい、と言われています。

したがって事業者を選定の際には、料金だけでなくサービス品質も考慮して選ぶ際の基準とする必要があることが分かります。

低価格でデータ通信できる格安SIM。

月額1000円前後の格安SIMでは、2GBから3GB程度のデータ量が使えます。

高速通信を使いきると、通信速度は遅くなりますが、その状態でも動画再生やアプリダウンロードを除けば、メールの確認やウェブの閲覧等は問題なく出来ます。

実際にはスマホに格安SIMを端末にセットしただけでは、使うことはできないのです。

これは、スマートフォンで携帯電話網につなぐための設定が行われていないためです。

大手携帯電話会社のモバイル端末ではAPNが設定済みなのでSIMを入れるだけでインターネットに接続できるのですが、SIMだけを購入した場合、インターネット接続の設定を自分でやらなければなりません。

最近は大手キャリア自身が提供する格安SIMも出てきています。

安いサービスはちょっと心配という方や、メインとして使っていくためにきちんとしたサービスを提供できる格安SIMを探している方は、こうした大手通信会社が手がける格安SIMを選ぶことをオススメします。

格安SIMのSIMはiPhoneで使えるのか。

NTTドコモの回線を借りている会社であれば、そのままドコモのiPhoneが使えちゃいます。

けれども、KDDIとソフトバンクのiPhoneはそのまま利用することはできません。

その場合は、SIMフリー版のiPhoneを調達するか、SIMロックを解除する、下駄などを使って何とか認識させることになります。

スマートフォンやタブレットにはロックがかかっているSIMロック版と、SIMロックがかかっていないタイプのものがある。

docomo、KDDI、Softbankなどの大手キャリアから売られているスマホ類は、SIMを他社のものが使えないSIMロックが施されています。

でも、SIMロックがかかっていたとしても、ドコモのスマートフォンやタブレットであれば、ドコモの回線を借りている事業者のSIMカードを使うことができます。

 

最後になりますが、テザリングするならこちらのサイトはチェックしておいた方がいいと思いますよ。

http://naveki.info/