自宅ベランダにて色々やって見ました。
山猫にとっては七輪以来のギア検証です。
さて、せっかく買ったかわいい焚火台。
触ってみたくて仕方ありませんw
という事で早く帰宅出来た平日、自宅ベランダで遊びます。
テーマは、
焚火台ミニでオガ炭の火おこしができるか!?
です。
着火が難しいと言われるオガ炭。
Youtubeなどで情報は収集していたので、早速挑戦します。
まずはロゴスファイアーライターを中央に置き、オガ炭で周りを井桁状に組みます(ファイアーライターは山猫の知る限り、現在最強の着火剤です)。
空気の流れを作り、チャコスタの仕組みを炭で作るイメージでしょうか。
長さが収まるように長いものは手で折っています。
ファイアーライターの着火時間は12分〜と謳われています。
この画像が約12分ほど経って、ファイアーライターの威力が収まったところですが、火がおきにくいと言われるオガ炭が見事に赤くなっています。
この後は井桁に組んだ炭の効果で、何もしないで放置していても火はおきていくと、Youtube他の情報で勉強させてもらいました。
でも少し不安だったので火吹き棒で何度か空気を送っています(^_^;)
さらに画像のようにアルミホイルで周りを囲み、ある程度の煙突効果を狙い、時短を狙いました(こちらもYoutube情報です。感謝です)。
ここまで来たら、途中で火が立ち消えるという事態だけは避けたいものなのです!
そしてこれが40分ほどの状態です(ちなみにベランダに放置していたギャンパーズコレクションのミニテーブルがあまりにも汚れていたのでモザイク処理していますw)。
どうでしょう。
もう既に火はおきていると言ってもいいのではないでしょうか。
という事で、1時間は覚悟していたオガ炭の火起こしですが、画像が約50分の状態です。
アルミホイルの煙突効果は明らかにあったと言っても良いのかも知れません。
火がおきて白くなった箇所を上に向け、オガ炭を配置し直しています。
ここまでくれば安心で、あとは調理にも煮込みにも湯沸かしにも使えます。
「あら、じゃあお肉を焼いてもらおうかしら」という妻から手羽中を受け取り、焼いていきます。
この辺は夫婦の阿吽の呼吸と言っていいでしょう。
山猫が、この人と結婚して良かったと思った、いくつかの出来事のうちのひとつだと断言できるでしょうw
子供たちの分も含めて24本の手羽中を1時間20分かけて焼きました。
ええ、時間はそれなりにかかります。
焚火台ミニですから!
最後の1本は山猫のお肉です。
そして参考までに、黒の灰受け皿にはこの程度の灰が落ちていきます。
空気循環を考えた焚火台の形状から、ある程度は仕方ありません。
でも、この皿は触ってもほとんど熱を感じません。
チェアを使うキャンプではテーブルグリルとして使え、ソロの地べたスタイルでも地面への影響はほとんどないと言ってもいいと思われます。
約2時間が経過しました。
オガ炭は火がおきてから2時間ほどもつと言われていますので、煮込みにも対応できます。
ここらで一番下に足し炭をし、味噌汁とお湯を沸かします。
さすがにケトルとシェラカップの両方を置くと窮屈です。ミニですから。
味噌汁は温まり、お湯もようやく湧きました。
時間は多少かかるかも知れませんが、炭火でもちゃんとお湯を沸かすことは出来ます。
でも実戦ではシングルバーナーでお湯を沸かし、炭火は保温の役割がメインになると想定しています。
ここまでビール2本、焼酎お湯割り2杯、そして珈琲で締めとしました。
はい、見事なベランダデイキャンプのフィニッシュです。
ひと通りの仕事を終えたらロストルを外し暖を取ります。
この日は15℃前後の暖かい夜でしたが、普段のパジャマスエットに素足サンダルという格好だったので、ほんのりとした炭火暖房をありがたく堪能させてもらいました。
明らかに前回のキャンプのマングローブ炭よりも火力が強いと感じます。
最後は火消壺に残ったオガ炭を移します。
これで次回の炭火でも、この消し炭が役にたってくれることとなりますし、何よりも30分程度で鎮火してくれるので火消壺を持っていると安心です。
ここまでで使ったオガ炭は3本くらい。
1泊のキャンプでは5本ほど持っていけば大丈夫そうなので、あとは小枝焚火で遊ぶ程度だと仮定すると、かなり身軽でコスパにも優れそうです。
以上、
焚火台ミニで、オガ炭でも火をおこせた
オガ炭なら長時間の調理も可能になり、ある程度の暖房効果も期待できる
キャンプに行けない時も、ベランダは癒やしの空間になる
という結果になりました。とても満足です。
でも、やっぱり早くキャンプに行きたい。。。
おわり…
【追記】
また別の日にベランダにて。
【追記を書いた訳その1】
消し炭から火おこししたオガ炭は、30分で完成!
ファイヤーライターに着火して30分足らずで画像のように炭は調理可能になりました。
これは凄い性能ですね。オガ炭と火消壺はヘビーに使っていきたいと改めて思っています。
【追記を書いた訳その2】
暖房としてもいけそうだ
この日は最高気温10℃で冷たい雨の降る天気予報だったのですが、
途中から雪になりました。
おまけに風が少し吹き込む状態で、この時の気温は3℃から、やがて1℃まで冷えました!
という事でこの焚火台の暖房性能を試すには売って付けの環境となりました。
それでもビールを飲む山猫!
真冬のキャンプの夕飯時は、だいたいこの気温帯が多かったです(1〜5℃)。
※山猫は積雪や凍結する地域には行きません
本番ではそこから夜更けに氷点下になったり、明け方に氷点下になったりと様々ですが、気温1℃でビールを飲めるならこの焚火台の暖房性能に信頼がおけると判断していいと思っています。
もちろん今回は寒かったのでウインドブレーカーを着て、焚火台に抱きつくかのような姿勢で過ごしましたがw
【おまけ】
今回のベランダデイキャンプのテーマは屋台のいか焼きを食べる!
ええ、山猫はまたひとつ、キャンプでたまらないメニューを開発してしまいましたw
これは旨い。採用です。
タレから煮詰めていく作業も、言うまでもなくとても楽しい時間となりました。
この週末の寒波を経て、氷点下の季節とも暫くお別れでしょうか。
世の中もなんだか激動の中、サバイバルな気配になって来ましたが、決して恐怖や不安に支配される事なく、
で、今自分には何ができる?
ということだけを淡々とやっていく事が大切だと聞きました。
そして頭の中でどうせ妄想するなら楽しいこと、気分の良くなることを考えて過ごそうと思っております。
※ずっと休みになった子供たちが昼過ぎまで起きてきませんが、あまり気にしない事にしていますw
おわり(2回目)…


















