初代「琴櫻(ことざくら)」の老舗雑誌「相撲」表紙。1972年~1973年、大関から横綱昇進まで | ハワイとラジオと大相撲と70年代洋楽好き

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初代の琴櫻(一般的には琴桜と書かれていた)は昭和の最高位横綱力士。

今場所改名した2代目琴櫻のおじいちゃんに当たる方です。

 

昭和30年代に新入幕。

昭和40年代前半に大関昇進。

大関として安定して長く活躍、幕内最高優勝も2回していました。

昭和46年に30歳になったので、正直このまま「大関」で終わるのかと思っていました。

 

しかし、昭和46年10月に現役の横綱玉の海が現役横綱で休場もせず突然亡くなり、

残された1人横綱の北の富士が心の支えを失い、昭和47年から大不振が始まりました。

 

その中、大関琴桜は31歳を過ぎてから

大奮起して2場所連続優勝。(1972.11と1973.01)

ワンチャンスで見事に横綱に昇進しました。

 

昇進後、横綱として優勝は1回(通算5回)、横綱在位8場所でしたが、

一時期を押し相撲を完成させ大活躍しました。

1973年には今ではあり得ない「中国巡業」を。

横綱として北の富士さんと果たせた役目は大きな事だったと思います。

 

親方になってからは大関琴風をはじめ幕内力士を沢山育てた名伯楽でした。

2代目琴ノ若の「琴桜(ことざくら)」の改名は本当に天国で喜んでいるでしょう。

 

そのためには2代目琴桜はまず年内に初優勝してほしい。

そして来年には横綱昇進を果たしてほしい。