環境決定論?進化の話やね。
おれはですね、我ながらダメだダメだぁと思いながらも、
なーんかどうにも身内に厳しく、妙に厳しく、
身内の一挙一動がヨソ様に恥ずかしく、
たぶんおれが動物だったら、泣き声は「ケンソン!ケンソン!」じゃないかってくらに申し訳ない気持ちで生きている。身内って、そりゃおれ自身のことも含まれるわけで、なんだかこう、ケンソンっ!
あと、ちょっと本音でも、「こ、こいつら・・・!!」とネガティブな意味で思ったりもして生きている。
(ふだんケンソン!と鳴いていると、、な、なにが現実かわからないですな(;^_^A))
のだけれど、
でも、そんな、いいところをなかなか見つけにくい家族なんだけど、
んー、
たぶんこれは、毎回俺が台本を出すのが本番前ギリギリだからかもしれないけど、
もしくはたぶん、霊験あらたかなヤミクモ様のおかげなんだろうけど、
やつら、
数十ページであれば、台本を渡した次の日にみんな、台詞を頭に入れてくる。
これって、
これってけっこうすごいのよ。
どの現場でもね、なかなか本を置かない役者さんがいて、
それはそれは、雪のごとき鈴木園子のごときそれはそれは白い目で見られるわけですわ。
あ、ごめん、お気づきかしら、珍しく,自慢です、身内の。
なんでこうなったんだろう、って思い巡らしてみると、
まぁ、上にも書いたように、台本が届くのが遅いって環境と、
あと、
俺の、なんか理不尽スパルタ環境のせいかな、
冷静に考えてみると、おれ、公演前とかすごいです、
「テメーら、なんで俺を怖がってんだよ、ふざけんじゃねーぞ!!」
て、ね。しかも飲み物は投げるわ台本は投げるは、サジ以外のもんは積極的に投げる、
なんか無言でない暴力的プレッシャー環境。
客演に「たくまは厳しすぎるんじゃン」と言われると妙に恥ずかしく、ケンソン!とさえ鳴けないくらいに恥ずかしくなったりしたものだ。
ま、そんな、過去の俺の排泄物のような、目を背けたいヨカラヌ環境の結果、
奴らは、“渡された台本は次の日までに覚えてくるもの”みたいな、素敵な進化の道を辿ったのでしたとさ。
図らずも。
とにかく、すごいね。
とくに、菜々にいたっては、相変わらず過剰に台詞の多い役を渡しているのに、覚えてくる。
もはやなんだか怖い。
書いても書いても、覚えてこられる。
メッタな文を書けないのですよ。すぐカットにするつもりで書いて渡したらば、
覚えられてしまう。
恐怖。ん?嫌がらせ?やつらなりに「はやく続きくださいよ、ニッコリ」的なプレッシャーを送信してるんだろうか。
ビジュアルイメージはわんこそば。「ほいっ」とおわんに投げ入れたそばから(あ、ダジャレじゃない、ほんとに)、どんどん食われる。言ったでしょ?サジ以外は投げるんだって、そばでもねっ。
そんな、なんか後半は文体が乱れてるけど、ジマン。ちょっとね、鼻が高い。
今朝、気付いてね、なんだかこれまたルルルな気持ちな分けだ。
ジマンがあるってのは、すごくゴキゲンなこと。
そう言えばふだんの生活で、俺、あんまりジマンすることがない。
ジンマシンにもなったことがない。
ライムがよく合うアルコールの、機械=ジン・マシン。て、いや、それは意味がわからないけど、
ま、そんな、
シラノで天狗で嘘をついたピノキオのような形相のおれの、昼過ぎの雑談でした。