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今年はどこも かりんが豊作だったようで
いただきものがたくさん。

かりんは美味しそうな甘い香りの割には
実そのものはとても固すぎるので
かりん酒やはちみつ漬けにしたり、芳香剤がわりぐらいで
食用としての主役を張ることはないようですね。
でも、やっぱり食べたい
と、いうことで 「かりんジャム」に挑戦してみましたよ。
熟したかりんの実を、適当な大きさに切り分けます。
固いので、要注意
写真は大きいのを4個使いました。
鍋にひたひたの水を入れて、コトコト煮つめます。

種もいっしょに入れます。
これを、実と煮汁とに 分け、煮汁の重さを量ります。
そして、汁の30%の重さの砂糖を入れて、また煮込みます。

すでに汁が薄いあかね色になって、おいしそう…
これを コトコト煮つめれば、とろとろになるはずですが…
どうやっても、「シロップ」状で、ジャムにはなりません。。。

悩んだ末に、実の部分をミキサーでピューレ状にして 加えることに…
約一個分の 皮や芯の部分を取って、投入
リベンジです。
さらに煮詰めていくと、こんなに きれいなジャムが

かりんの実の量が少なかったためか、
ちょっととろみが薄いようですが、大満足です。
冷めてから、ジャムのあきびんに詰めました。

レシピには 「かりん特有の渋味がある」 とありました。
味見した時には 確かに渋みはありましたが、
パンにつけると ほとんど気になりませんでした。
でも、ピューレが ちょっとつぶつぶしている感じです。
食物繊維はとれますが…^^
マーマレードよりは苦くはないですよ。