前回、癌はストレスと寒によって発生しやすくなることをお伝えしました。

今回は、ストレスや寒がどのように身体に変化を及ぼしてどのように癌に変わっていくのかをお伝えしたいと思いますシラーアップ





■癌は熱毒
メラメラ


「寒」と「ストレス」によって全身の気が滞ってしまいます。



気が滞ると、身体の中の血液や水が動かなくなってしまいます。
血液が滞ると瘀血(おけつ)になり、
さらさらした水(リンパなど)は滞ると痰飲(たんいん)と言われるものになり、
痰飲がさらに滞ると痰結(たんけつ)(粘っこく固まったリンパ節のようなもの)となります。



気を含めて四つの滞りを、気滞瘀血・痰飲・痰結が長く組織にとどまると、その周辺に熱が発生します。
これを熱毒というのです。


例えば、川の流れが滞ると苔が生えたり、虫がわいたり、濁ったり水が腐ったり、ぶくぶく泡が発生するのを想像してみてください。
このような状態を熱毒と言います。


熱毒が組織に作用すると塊ができます。これが癌なのです。


お肉に熱を加えて固くなるのと同じです。
中医学では癌の原因をこのように捉えますシラー


■癌って...

最後にもう一度いいますねビックリマーク

長患いをすると体力が長いことない状態にあります。その上に、ストレスや寒が作用すると気が滞ります。
その結果瘀血、痰飲、痰結が生じます。
それらが組織内で熱を発生し塊(癌)をつくると考えました。
それを一つづつ取り除くことにより、癌を治癒させることができるのです。