296.ハラヴェン(26回目) | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

ハラヴェンを始めて1年4ヶ月。
今日は26回目の投与の日です。
抗がん剤治療の日は、午前中在宅勤務をして午後から病院に行きます。
病院に着くとまず採血。
左胸上部に設置したCVポートにルートを付けて、そこから採血します。
このポートのお陰でルートを取るのが本当に楽になりました。
血液検査の結果を待ち、診察を受けてOKをもらって化学治療室へ移ります。
採血の時に付けたルートから生理食塩液を30分かけて点滴し、その後ハラヴェンを5分で点滴、最後にまた生理食塩液を30分点滴します。
移動なども入れると全部で半日かかります。

この抗がん剤の副作用は、骨髄抑制、抜け毛などいろいろありますが、その一つとして手足のしびれがあります。
この症状について私の経験を記します。
最初、投与後1ヶ月ほど経って足の裏に違和感がありました。
言葉で表現するのは難しいのですが、何か足の裏と床の間にブヨブヨした皮があるようでした。
当初はこれが副作用とは気付かず、しばらくしたら治るかと思いました。
しかし、さらに1ヶ月程して違和感が消えないので、やっとこれが副作用のしびれだと分かりました。
今ではそれが日常になっていますが、生活に支障がないレベルです。

手のしびれは、足のしびれよりも遅れて現れました。指先の感覚がやや麻痺した感じです。
ペンを握ると今までよりも力が入りにくく、字が書きにくいです。
また、字が下手くそになりました。
今のところ、キーボードを叩くのには不自由はありません。

足のしびれも手のしびれもある意味安定しているので、悪化はしていない感じです。
通常の生活にこの程度の副作用はやむを得ないと思います。