最近読んだ本をご紹介します。
この本は、You Tubeの動画を見ていたら、たまたま著者の田坂広志さんの動画が出てきて紹介していたので、引かれて読み始めました。
著者は、工学博士の田坂広志さん。
タイトルは「すべては導かれている」。
サブタイトルは「逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟」。
(PHP文庫)
内容はシンプルですが、病を抱える身にとってとても心に響きました。
筆者自身もかつて生死の境の病という最悪の逆境を乗り越えたという経験の持ち主です。
目次は次の通りです。
<はじめに>
いま、逆境の中にある、あなたへ
<序話>
あなたの中に眠る、不思議な力と叡智
<第一話>
自分の人生は、大いなる何かに導かれている
<第二話>
人生で起こること、すべて、深い意味がある
<第三話>
人生における問題、すべて、自分に原因がある
<第四話>
大いなる何かが、自分を育てようとしている
<第五話>
逆境を越える叡智は、すべて、与えられる
<終話>
なぜ、人生で、不思議なことが起こるのか
<おわりに。
あなたは、すでに、逆境を越えている
この目次から雰囲気は伝わってくると思います。
本書の中で印象に残った言葉をいくつか紹介します。
『我々の人生は、有難い「順境」だけでなく、様々な「逆境」も含め、すべては、大いなる何かに導かれている。
「幸運に見える出来事」だけでなく、「不運に見える出来事」も含め、すべては我々に良き人生を送らせるための大いなる何かの導きである。』
『過去はない 未来もない 有るのは永遠に続くいま、だけだ
いまを、生きよ! いまを、生き切れ!』
『人生は人との出会いがすべて 人生は人との出会いによって、導かれる』
『人生で起こること、すべてに、深い意味がある』
『何が起こったか。それが、我々の人生を分けるのではない。起こったことをどう解釈するか。それが、我々の人生を分ける。』
『人生における問題、すべて、自分に原因がある』
『だからこそ、この逆境を糧として、必ず成長していける』
『人は必ず死ぬ。人生は一度しかない。人はいつ死ぬか分からない。』
ご興味があれば一度読んでみてください。
生きる勇気が湧いてきます。