286.令和5年1月 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

あっという間に今年も1月が終わろうとしています。
今月の通院実績と体調等について記します。
通院は2 回でした。
●1月17日(火)午後
ハラヴェン投与。3週間に1回のペースで投与しています。
●1月23日(月)午後
月に1回の血糖値管理の診察。血液検査など。インスリン等の処方。

体調面では、昨年はハラヴェン投与後に発熱がしばしばありました。
おそらく白血球減少による抵抗力の低下が胆管炎を引き起こし、発熱したと思われます。
熱は38℃くらいで抗生剤とカロナールを飲むと1〜2日でおさまりました。
幸いなことに今年になってからは、今のところ発熱はありません。
今回、ハラヴェン投与1週間後で白血球数は4510と正常範囲を維持していました。
また、体重はここ2、3ヶ月で徐々に増えて50キロを越え51.7キロまできました。(昨年4月は48.8キロ)
身長が172センチなのでまだまだガリガリですが、腹部にインスリン注射を打つ際に脂肪が付き始めてちょっとやりやすくなりました。
膵臓がないため消化不良が常態(要はいつも下痢)となっているものの、2日に1回くらいはやや形のある便がでるようになり、食物の吸収率が上がってきたと感じています。
それが体重増加につながっているのだと思います。

仕事は在宅勤務が中心です。
体力、抵抗力がともに低下している中、通勤がないことで本当に助かっています。
最近は、月に1回は半日だけ出勤するようにしています。
3年前、コロナ禍以前では、在宅勤務という制度はありながらもあくまでもそれは例外運用という位置づけでした。
それがコロナ禍以降、世の中が一変しました。
わが社においても、業務上可能な場合は極力在宅勤務をするという勤務体系にシフトしていき、在宅勤務が例外でなく通常勤務の一形態という位置づけになりました。
そんな中で膵臓全摘の犠牲を伴う7回目の開腹手術を受け、体力面が大幅に低下しました。
結果論ですが、コロナ禍がなかりせば、今頃私は勤務を継続できていたかどうか分かりません。
コロナは世の中に様々な影響を与えましたが、勤務体系の多様化という点ではこれまでの固定的なやり方に変化を与えてくれました。

話がそれました。

2月の通院予定は4回と多いです。
●2月7日(火)午後
ハラヴェン投与。
●2月21日(火)午後
造影CT検査
●2月27日(月)午後
月に1回の血糖値管理の診察。血液検査など。
●2月28日(火)午後
ハラヴェン投与。CT検査結果確認。

ポイントは、28日のCT検査結果確認です。
果たして死滅したはずの脂肪肉腫の抜け殻が、どのようになっているのか?
小さくなっているか?
色などの変化はないか?
他に新たな脂肪肉腫の発生はないか?

結果はまた報告します。