261.手術後32日目(退院日) | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

15時間に及ぶ手術から1ヶ月が経ち、今日ようやく退院することができました。
今は自宅に戻りほっとしています。
今回は膵臓を全摘出したことから、入院中に血糖値測定やインスリン注射をすることが新たに加わりました。
これは生涯続ける必要があるので非常に重要です。
糖尿病の医師や看護師さんから基本的な考え方などしっかり学びました。
これからは日常生活の中で実践していきます。
ちなみに現在の身体の状況は次の通りです。
・体重
入院時54kgから50kgまで減りました。身長173cmなのでまずは入院時まで戻したいところです。
・痛み
傷のかなり落ち着いて来ましたが、1日3回カロナール500mgを服用してきます。
便意の際など腸が収縮する時は、お腹が痛くなることが多いです。
・便
食事を始めた頃は下痢が続いていましたが、最近は、有形便の割合が増えてきました。
まだ安定はしていません。
・歩行
身体を動かすことが回復に繋がると信じて、ひたすら病院の廊下を歩いていました。この一週間は毎日8000歩以上歩きました。
・ドレーン
総胆管から胆汁の一部をドレーンで排出しています。退院後もドレーンは着けたままです。1ヶ月後の12月20日にこのドレーンを抜く予定です。それまではドレーンとその先のボトルと一緒に生活します。なかなか大変です。
・インスリン
超速効型のノボラピッドと持続型のグラルギンを併用しています。
ノボラピッドは毎食前に投与し、グラルギンは1日1回投与します。
血糖値は毎食前と寝る前に測定しています。
投与するインスリンの単位は病院食をベースに決めましたが、通常の食事になったときはまた見直しが必要になると思われます。