161.手術に関する説明 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

主治医から手術に関する説明がありました。
かなり厳しい手術になるかもしれないとの内容でしたが、ここまで来たら先生方の腕を信じてお任せするしかありません。
執刀するのは矢嶋先生、白井先生、大野先生(淵野辺総合病院)の3人です。
全てを託します。

以下、手術に関する説明書より。

手術名:再発脂肪肉腫切除術
予定日時:2019年9月20日9時
(病名)後腹膜脂肪肉腫の再発
膵頭部の全面、下大動脈、大動脈周辺、胃の背面横隔膜下にかけて、4-5個のパーツに分かれて不整形に腫瘍が広がっています。
開腹手術歴があり、癒着で切除は非常に困難な可能性がありますが、経時的に少しづつ大きくなっており、経過観察となると、手術は、ますます困難となります。現状で開腹して、可能な限りの切除を試みます。
一部の腫瘍は腹腔動脈や上腸間膜動脈の起始部にありきれいに取ることは困難な可能性があります。また、一部の腫瘍は右腎血管に隣接しており血管を損傷し右腎機能が落ちると透析となる可能性があります。はじめての手術で左胃動脈を切除しており、今回胃の背面にある腫瘍を取ることで胃や小腸、一部の大腸の血流が損なわれる可能性があります。胃全摘術や、小腸大腸の一部の切除術を行う可能性があります。
輸血の可能性は極めて高いと考えられます。
術後はICUとなります。
(合併症)大出血、ショック、疼痛、無気肺、肺炎、開胸、胸腔ドレーン挿入の可能性、再発、遺残、縫合不全、膵液漏、腸閉塞、ヘルニアなど

以上