133.初めての三田病院 | 脂肪肉腫との戦い

脂肪肉腫との戦い

2015年8月14日に腹腔内の巨大脂肪肉腫の摘出手術を受けました。
その後、2016年9月、2017年11月、2019年9月、2020年9月、2021年6月、2021年10月、再発手術を受けました。
私にとってまさに戦いです。
これまでの経過を綴っています。

昨日は、初めて三田病院に行って来ました。
噂通りホテルのように綺麗な建物。目の前に東京タワーがよく見えます。


初診の受付を済ませて、肉腫センター移植外科へ。命の恩人、寺岡先生の外来です。
私の姿を見て先生は開口一番、「私の携帯で写真を撮ろう!」というとこになり看護師さんにツーショットを撮ってもらいました。


2年半前の私の最悪の状態を知っておられるので、今の姿を見てとても喜んでくれました。
「この写真は他の患者さんを励ますために、見せてもいいですか? こんなに元気になった人がいることを伝えたい。」とおっしゃるので二つ返事をしました。
先生は続けて「実はあなたの症例をこれまでも私の患者さんに話しているのです。そして、患者を元気付けているのです。」
私が知らないところで、同じ病気で悩んでいる方の力になっていることを知り、とても嬉しく感じました。
「患者本人が前向きな気持ちにならないと決して良くならないものだ。」とも先生は話していました。確かにその通りですね。

診察では、昨年11月に撮ったCTの画像を見ながら今の状態の説明を受け、次回検査は5月に決まりました。これまでは3ヶ月に1回のCTでしたが、半年に1回になりました。被曝量も減ります。

それにしても寺岡先生はお元気です。今年74才になるとはとても思えないほどエネルギッシュで、外来も手術も現役です。
いつまでもお元気でいて、多くの悩める患者を救ってほしいと心から願っています。