武士の家計簿 | 個別指導塾プラスの塾長の塾と本のブログ

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鹿沼生まれ鹿沼育ちの塾長が鹿沼の子の為に開いた個人経営の塾です。
読書大好きなので本の紹介もしています。

昨日の昼間に観たこの映画すごく良かったです。


これ実際に残されていた武士の家の家計簿を

もとに作られた映画です。


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主役は幕末の加賀藩で算用方

(経理を担当する役職)を務める武士。

特技は算用(今で言う数学)


両親が隠していた家の赤字が

莫大な金額にのぼることを知り、

このままでは家が破産する。

家族みんなでの倹約生活が始まります。



倹約もみどころなのですが、

私が印象的だったのは

算用の方、

この武士の家は代々

算用方を務めている家で

剣よりもそろばん

そろばん侍と周りから

呼ばれたりもします。


この武士の家の朝食の時間

毎日おばあちゃんから

数学の問題がでます。

それを考えながら、はてなマーク

ごはんを食べるのです。


そして、算用の教育は

自分の息子へ、

徹底した英才教育を始めます。!?


それから数年後、大政奉還がおこり

戊辰戦争へと時代は突入します。

武士は戦う者だと考えている息子が

相変わらず算用に明け暮れる父に

反発して家を飛び出し

戦地へ向かいます。メラメラ


その息子が、戦地で

長州藩の大村益次郎

(旧帝国陸軍の父と呼ばれる偉い人)

にスカウトされます。


大村

「戦場で槍や刀を持って

戦う人間はたくさんいる

だが、君の様な能力を持った人間は

いない。

君の能力は千人、万人の能力と等しい」


そう、この能力こそが子供の頃から

仕込まれた算術(数学)だったんですね。

兵糧や軍資金の計算など、

戦いではすごく大切なのです、

それをきめ細かく計算出来る

人間は貴重だったんですね。


結局、この息子は明治政府の

財務部門の偉い役職につきます。


職業上、勉強を頑張っていた人が

成功する話は良いものです。ラブラブ!


他にも、けっこう名言があって

いろいろ書きたいのですが、

これから観る人の

お楽しみがなくなるので書きません。

ぜひ、学生や子供を持つ保護者の方

にみてもらいたい。


いやー良い映画だった

おススメです。ニコニコ