「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記 -660ページ目
2011-03-21 15:43:47

蔵便り~蒸きょう

テーマ:佐渡の蔵元日記
米を蒸す。

$「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

この作業を蒸きょう(じょうきょう。「きょう」は「食へんに強」)と言います。

深々と冷え込む蔵の朝。

冷たい空気の中を大きな大きな湯気の塊が煙突を上っていくのが毎日の光景です。

ゴ~ッという音とともに立ち上る湯気。


この作業に先立ち、早朝から仕込み蔵は活気づいています。

仕込みに使われる精米済みの酒米は、一粒一粒、水に浸漬して
甑(こしき)に運ばれるのです。

$「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記


そして蒸きょう。

蒸しあがると、杜氏の合図とともに布がはずされ、湯気が一面高く立ち上ります。

その瞬間、コシヒカリの香りとは一味もふた味も違う、酒米のこおばしい香りが広がっていくのです。

2011-03-20 16:51:56

酒を醸す。

テーマ:佐渡の蔵元日記

うちの蔵は古くて小さくて、機械化も進んでいなくて、

人の力や心に負うところがとても大きいです。


造りが始まる10月から3月は、

仕込み期間を通して杜氏が泊まり込みをして酒造りに向き合います。


若い杜氏と若い蔵人たちにとって、大変なのではないかと思うのですが、

「手間をかけた分、応えてくれる環境」

そんなところが、ありがたいと言ってくれます。

素晴らしい造り手たちがそばにいることに、心から感謝せずにはいられません。


夜中に何度も起きてお酒の様子を伺う様子は、まさに赤ん坊を育てる親のようです。



「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記


タンクのお酒は、櫂入れ(かいいれ)と呼ばれる作業で撹拌されます。


もろみをかき混ぜ、温度を均一に。


多くの作業を通して、日本酒は丁寧に醸されていきます。



酒を醸し、時を醸し、人を醸す。



寒くて静かな仕込み蔵の中で、手間をかけたお酒がどんどん醸されていきます。


蔵の中にいると、私の心もゆっくりと醸されていくようです。


2011-03-20 15:04:31

チーズと日本酒

テーマ:佐渡の蔵元日記

「フェルミエ」 さんからチーズが届きました♪

今夜のお酒もチーズに合わせて「真野鶴純米吟醸原酒」で決定!


「真野鶴」五代目留美子の蔵元日記

3月12、13日に予定されていた「酒の陣」でフェルミエさんもチーズを販売する予定だったのですが、

イベント自体が今回の地震で中止となりました。


社長の本間るみ子さんは佐渡のご出身。

同じ「るみこ」名でもあり、いつも大変お世話になっておりますm(_ _)m。


今回の震災を受け、フェルミエ愛宕店でのチーズの売り上げの一部を義援金として充てられるそうです。


熟成が進むチーズ。

やっぱり無駄にしてはもったいないですよね。


数日前フェルミエさんにオーダーしたたくさんのチーズが先程届きました。


スタッフとも分け合って、感謝と祈りを込めて頂きますね。


ちなみに、今夜のお酒は「真野鶴・純米吟醸原酒 」。

このお酒は酸味や旨みがしっかりあって、チーズの酸味や塩気をぴったりガッチリ受け止めてくれます。


日本のお酒の懐の深さを再認識出来るチーズとのマリアージュ。

おススメですよ。






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