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タイヤ交換が落ち着いてきたので、カーオーディオにおいて最も広い帯域を再生するミッドレンジについて書いてみることにします。

 

 

 

まずは、スピーカーを理解するうえで最も大切な数字となるのがTSパラメーター

 

 

 

 

 

 

GLADENさんちのミッドレンジのTSパラメーターです。

 

 

 

数字だらけですが、ひるまなくて大丈夫。

 

 

 

なんとなく、こんな数字があるんだな~程度で結構ですグッ

 

 

 

まず初めに、注意点!

 

 

 

測定方法や条件がメーカーによって違うので、メーカー公表の数字はあまり信用しないほうが良いです。あんまりあてにならない。。自分はDATSという測定器を使って数字を確認しています。当ブログでいつもインピーダンス曲線をアップしているあれです。

 

 

 

 

 

 

これがどこまで正確なのかは謎ですが、同じ条件で測定出来ることが大事かなと思っています。結構正確だと思いますけどね~

 

 

 

さて、TSパラメーターとはなんぞや?という所から入ってみましょう。

 

 

 

「シール&スモール・パラメーター」と呼ばれる規格のことなんです。

 

 

 

沢山の数字がありますが、主なものを解説してみます。

 

 

  • Fs:ユニット単体の最低共振周波数のこと、Fo(エフゼロ)ともいう
  • Mms:総振動系質量のこと。振動板だけでなく、ボイスコイルの重さも含まれる
  • Q:ユニットの蓄熱と発散の比率のこと
  • Qes:Reのみを考えたQのこと
  • Qms:Re以外を考えたQのこと
  • Qts:ユニット全ての抵抗値を考えに入れたFsにおけるQのこと
  • Re:ボイスコイルの直流抵抗のこと
  • Sd:振動系の面積のこと
  • SPL:1w/1mにおけるユニットの能率のこと
  • Vas:ユニットのコンプライアンスと同等の空気量のこと
  • Xmax:振動板がリニアに動作する最大長さのこと

 

 

もうチンプンカンプンでしょう(笑)でもいいんです。

 

 

 

この数字からおおまかにエンクロージャーを設計することができます。

 

 

 

車におけるミッドレンジの取り付け条件は「平面バッフル」であると仮定します。なぜなら、水抜き穴や窓の隙間などの要素があるので密閉箱にはならないからなんです。

 

 

 

一生懸命サービスホールや小さい穴、隙間を埋めても時間の無駄!

 

 

 

最低再生周波数を下げてくれるので塞ぐのは良いのですが、塞ぎ過ぎてしまうと空気ばねによってユニットの動きを妨げます。イメージとしては、10送った信号のうち7しか動けない状態。コレがトランジェント特性の低下へと繋がって、モッサリした音になる原因と言えます。

 

 

 

平面バッフルの再生限界周波数を求める計算式もありまして

 

 

 

[4250/再生限界周波数=スピーカーの中心からの長さ(cm)]

 

 

 

となりますので、100Hzまで再生したければ42.5センチ以内だけ塞げば良いということになりますが、実際は、内張りが付くのでもっと音の回り込みは防げます。アウターバッフルにしたらサービスホール塞がなくて良いようなもんですよね。

 

 

 

平面バッフル向きのユニットは、Qtsから判断することができます。こちらのグラフをみてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

効率的に再生できる理想的なQは0.7と言われています、グラフで言う黒い線がそうです。

 

 

 

赤い線はQが高い状態で、低音が伸びていません。標準より小さい箱に入れた状態(空気ばね強め)と解釈して下さい。

 

 

 

青い線はQが低い状態で、低音が伸びています。標準より大きい箱に入れた状態(空気ばね弱め)。実際は、伸びているといってもオイシイ所の音圧レベルが低いのでもったいない状態。

 

 

 

平面バッフル(フリーエアー)は0.7から1くらいが適していると言われていますが、車用のミッドレンジの多くはその辺りに設計されています。

 

 

 

さすがに0.5以下のミッドレンジになると、中域の能率が高くて、相対的に低域が出ていないと感じることが多いので(PA用ユニットなど)、バスレフやバックロードホーンのエンクロージャーに入れないと本領発揮はしてくれないでしょう。。。ドアには適していないと考えます。

 

 

 

よーし、ドアで低域まで再生したいからFsが低い物を選ぼう上矢印

 

 

 

チッチッチッ、甘い(笑)

 

 

 

そういったユニットを選ぶと、Fsを低くするためにMmsが大きくなってスピード感の無い音になったり、それに伴ってQtsが低くなる物が多いのでドアには適していなかったりします。

 

 

 

欲張るとダメもやもや

 

 

 

こうして、TSパラメーターからの情報を元にわかった事をまとめると

 

 

  1. 車のドアは平面バッフルと捉えて、Qtsは0.7から1位の物を選ぼう
  2. サービスホールを塞ぎすぎるとこもってしまうということ。変なことするなら何もしない方がよっぽど良い、整備しやすいし

 

 

と、なります。

 

 

 

ビビるプラスチックの隙間にエプトシーラーなどのスポンジを入れた方がよっぽど効果は高いと思いますし、制振材は小さく切ってパラっと全体に貼れば充分かなと思っています。

 

 

 

フロントスピーカーで60Hz位まで欲張る→盛大にビビる→よし、デットニングが必要だな、ついでにサービスホール埋めよう→再生限界周波数が下がったことで低音が出るようになったと喜ぶ→空気ばね増加によってミッドレンジが動きづらくなり中域の音が死んでしまう→ミッドレンジが下まで出るからと、ウーハーのクロスを50から60Hzにして美味しい所(60から100Hz)を鳴らさない→手間とお金がかかっているのにボリュームの上がらない鳴らないカーオーディオの完成→音を良くする為にアンプやプロセッサー、スピーカー、ケーブルを良いものに変えようと提案される→お金掛けても根本的な部分が間違っているから音が良くならない→カーオーディオが嫌いになる

 

 

 

これを負のスパイラルと言いますグラサン

 

 

 

カーオーディオ取り付け調整、つまりセットアップ命

 

 

 

別になにしても自己満足だから良いんだけどさ、わたしは気楽にカーオーディオを楽しんで欲しいんです。

 

 

 

少しでも参考になれば良いなと思いながらブログを書いているオバくんでした。

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