要塞街に住む人々・・膨張しつづける欲望 | 岡本一志 幸せのタネまき日記

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後輩からこんなのを教えてもらいました。

NHKスペシャルの内容から


●日本では近年、「要塞町」と呼ばれる高級住宅地が見られるようになってきま した。


高額所得者とその関係者のみが立ち入ることのできる、


高い柵と厳重な警備システムに守られた、要塞のような町です。


アメリカでは既に普及していて、1万以上の要塞町があると言われます。


そのことをNHKで2003年3月に特集されていました。


●住人の多くは、IT企業、投資会社のエリートビジネスマンやベンチャー企業 の経営者など、


90年代、空前の好景気で富を築いた新富裕層。アメリカの過酷な競争主義を勝ち上がってきた「勝ち組」です。


せっかく努力して手に入れた富です。失ってしまっては元も子もありません。


今度はそれを守らねばなりません。そこで誕生したのが要塞町です。


高額所得者しか入れない町であれば、治安もよく、安心できるというわけです。


お金持ちは「安心」を求めて、次々と要塞町に引っ越してきます。


また同時に、一部の人しか住めない要塞町に住むこと自体が「ステータス」であったのです。


●では、要塞町に住む人々の生活はどうであったでしょうか。


番組ではアメリカ最大の要塞町「コトデカザ」に入り、住民の生活を放映していました。


すると住民の中から、誰からともなく、こんな言葉が聞こえてきました。


”コト病”


コトデカザに住む人特有の病気ということですが、住民が口々にこう言います。


「人の家に招待されたときに、うちにない物を見つけると、無性に欲しくなる。


 何であの人の家にはあって、うちにはないの、と思ってしまう。


 別にこれといって必要はないのに。」


物質的にはこれ以上にないくらい、恵まれています。なのに、自分が持っていな


いものを他人が持っていると知ると、必要もないのに欲しくなってしまうのです。


ある住民は、「今度4台目のピアノがくるんだ」と語っていました・・・。


●また、要塞町での暮らしも、永遠と続くとは限りません。


事業に失敗したり、会社に解雇されたりして、要塞町を去る人もたくさんいるそうです。


どんなに人の羨む生活をしていても、いつその地位を奪われやしないかという


「不安」からは逃れられないでしょう。


番組では、会社に解雇され、要塞町を去らねばならないことを分かっていながら


も、「今さら前の生活には戻れない」と、ギリギリまで粘る家族が紹介されていました。



塀に囲まれた安全な街にすんでも

       

         「安心」はないようです。