渡辺崋山 商売の秘訣 | 岡本一志 幸せのタネまき日記

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         渡辺崋山の『商家の銘』

 出入りの商人が、ある時、渡辺崋山に商売の秘訣を尋ねた。快く崋山は『商家の銘』を書き与えている。

一.召使より、早く起きよ。


二.十両の客より、百文の客を大切にせよ。


三.買人が、気に入らぬ品を返しに来たならば、売る時よりも丁寧に受けよ。


四.繁昌に従って、ますます倹約せよ。


五.小遣いは、一文より記せ。


六.店を開きたる時のことを忘るな。


七.同商売が近所にできたらば、懇意を厚くし互いに励めよ。


八.出商を開いたら、三ヵ年食料を送れ。


何時の時代でも、早寝早起きは健康にもよし、成功の秘訣である。


ややもすると金持ちを大事にし、貧乏人を疎かにしがちであるが、貧しい人たちを大切にその味方になってあげ


なければならない。どんなに自分の都合が悪くとも、常に相手の立場に同情し、丁寧に応対することが大切であ


る。大勢の人々から尊敬されればされる程、身の言行を慎まなければならない。どんな一枚の紙切れでも、如


来聖人からお預かりしている仏法領のものだから、粗末にするのは禁物である。


いくら恵まれ成功しても、常に初心を思い出し懈怠横着になってはならない。ライバルが現れたら、もっと努力精


進せよと、自己を磨いてくれる菩薩と拝んでゆくことが肝要である。親切は決して人のためならず、相手を満足に


生かすまで、でき得る限りの努力を惜しんではならない。                                

ためになる話しは下をご覧ください。

土俵が米俵に