ジャスミンのブログ -4ページ目

一時退院

明日ママが2ヶ月ぶりに退院してくる。

ケアマネに訪問看護師さんや訪問入浴の手配してもらったり、

介護タクシー、酸素吸入器、介護ベットの準備、

一時退院6回目にしてやっと段取りとか慣れてきた。



去年の2月に倒れて、

何度か心臓止まって、

ドラマみたいに「今夜がヤマです。」って言われて親戚の人たくさん集まって、

3月末にやっと病名診断されて、

翌日にはすぐにペースメーカー入れる手術して、

一か八かの投薬治療。

治療の甲斐あり病気の進行が緩やかになったのは良かったけど、

長期入院で精神的に追い詰められて心療内科の先生も付けてもらって、

初めての一時退院が7月。

勝手もわからず、でもママの願いを叶えてあげたい一心で、あちこちの担当者とぶつかりながら何度も涙を流しながらの一時退院。

息子も7月に入院となり、今考えでも良く乗り越えたなと思う。

それから隔月で一時退院を繰り返して、

何度もうダメかと思ったことか。

身体全体の機能は大分落ちちゃったけど精神的には落ち着いた。

11月の一時退院まではお家の車でなんとかママにも頑張ってもらってたけど、

年末年始の一時退院ではもうストレッチャー付きの介護タクシーじゃないと移動が厳しくなって、

それも今回3度目の利用。

介護に携わる職業の方々は皆さん優しい。

訪問看護師さんをお願いするようになって2度目の一時退院の時、

「お母様頑張ってますね。」って声を掛けてくれて、

自分が「良く頑張ってますね。」って労いの言葉をもらうより何倍も嬉しかった。

そう、ママは本当に頑張って生きてくれてるんですよ。

骨と皮になっても、私が行くとお喋りして少しだけ食べ物も口にしてくれる。

もう、終わりの日のことを考えるのはやめよう。

きっと、緩やかにいつかその日を迎えるのだろうけど、それを憂いていても仕方ないから。

少しでもママと笑ってお喋りして、残りの時間を共有できれば、いい。

おじいちゃん、おばあちゃん、どうか見守っていて下さい。

選択肢

分岐点に立ったら選ばなければならない

選ぶのは私

決めるのも私

後悔しない

言い訳もない

家族が少しでも平穏でいるための選択肢

また一つ選んで前に進む

今までもそうしてきたし

これからもそうするしかない

最期は灰になって風に舞うだけ


ほっときなさい

今日病院行けなくて、メールと電話したら、折り返し電話あって、


一通りいつもの会話。


次は何食べたい?


西京漬け


お魚食べれるの?


食べてみる


わかった、じゃあ次持っていくね


最近、職場のイビリが酷くて、ママに愚痴。


「ほっときなさい」


気持ちがすぅーっと軽くなる


やっぱり、ママ、まだまだ生きててくれないと困るよ


こんなふうにいつまでも私の愚痴きいて欲しい


「ほっときなさい」って、ずっと言って