[不定期連載]アメリカ旅行 第17回(8日目) | O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

輸入車情報満載のO-RUSHスタッフブログ

みなさんこんにちは
デザイナーの松原です。

この日は朝からブルックリンに行ってNYの多様性を体感した後、
午後から再びマンハッタンに戻ってきました。


グランドセントラル駅付近。
バカでかい高層ビルが林立しています。




次に向かったのはMoMA ニューヨーク近代美術館です。
1929年に開館した、近現代美術専門の美術館です。



ここの入場料は20ドル。
メトロポリタン美術館が実質寄付制なのと比べると高く感じられますが、
展示されている作品の量と質を考えると納得できます。

ちなみに金曜日の16時から無料で開放されているのですが、その日に行ってみたら数百メートルの行列になっていて、入るのを諦めました。。。



フロア毎に展示作品の年代が分かれています。
まずは現代作品から。



プロダクト製品を使ったいかにも現代的な作品です。



もう着いて行けません。。。



アンディ・ウォーホルの作品「ロールシャッハ, 1984」です。
ただのロールシャッハテスト使われるような図案に、数十億円という価値を与えるところに現代アートの凄さがあります。



NYに行く前に、木梨憲武がここを訪れている番組をBS放送で観ました。
この作品のモチーフになっているものが何なのか作家が説明していましたが、
ここでは説明するのを止めておきます。



印象画までの作品みたいに、キレイとか観ていて気持ちがいいという作品はありません。
生理的にむしろ気分が悪くなるようなものが多いです。



今と昔ではアートの世の中での役割が変わったんだな~と、先日訪れたメトロポリタン美術館との比較で感じます。




表現されるメディアも多様です。



学生の頃はまったシムシティ。



パックマンもMoMAにかかるとアートです。



20世紀初頭のポスター。
手がモチーフになっている作品ばかりです。
手というのはそれだけ強い象徴性があるのでしょう。



横尾忠則さんのポスターも展示されています。



完全にふざけてます。。。



ラウシェンバーグのコンバイン・ペインティングです。
大学2回生の夏休みに300枚くらい作品を作ったとき、ラウシェンバーグの作品に凄く影響を受けました。



教科書にもよく載っているセザンヌの作品です。
これまで観て来た作品と比べると、すごく普通に見えます。



ピカソの作品が何の囲いも警備もなく、ただ展示してあるのが信じられない。



もう1枚ピカソ。




ゴッホの代表作の「星月夜」。
私も近寄って食い入るように観ました。




モネの睡蓮。
このフロアの真ん中にはソファがあって、しばらくぼーっとしながら観ていました。




MoMAも1日では全然観る事ができません。
また何度でも行きたくなる素晴らしい美術館でした。
(続く)