引山交差点「江月」の天せいろ。
一日中蝉の大合唱が続く今日この頃。
蝉時雨の中で蕎麦を啜るのも、中々風情があります。
中日新聞夕刊のコラムから,
クマゼミの大合唱は早朝から。周囲を圧する蝉時雨は、同種の声を聞き付けた雄が次々と集まり、競い合ってなく。ところが夕刻、聞こえてくるのはアブラゼミの合唱ばかり。クマゼミはどこで鳴りを潜めているのだろう。
まとまって鳴くほど目立ち、多くの雌が集まる。出会いの機会を増やすべく、種ごとに鳴く時間帯が変わる。「ファーブル昆虫記」の訳注で、訳者の奥本大二郎さんは「これを蝉時計という」と。
巨星落ちクマゼミ泣き止まぬ日となり
元首相が凶弾に倒れた日に詠んだ句です。