1回限りの面白さ | 大神Blog

1回限りの面白さ

ども。
稲葉です。

けだるい月曜日、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今日は北米の販売担当責任者が「大神」を見に来る予定です。
いろいろ、メディアに出してないとこまで見せるんですけど、
どんなリアクションが返ってくるんでしょうかね?

世間では、「ズバズバと本音で話すアメリカ人」なんていうイメージが
あるかも知れませんが、僕の印象は割と逆だったりします。
海外で話をしてるときの方が、曖昧な話になることが多いですね。
のれんに腕押しというか、ヌルヌルした印象はアメリカでのビジネスミーティング
でよく感じます。こっちが「あの会議は何となく良い感じだった」と思ってても
後でひっくり返されたり。

たぶん、彼らは「言質を取られる」ことに敏感になってるのではないでしょうか?
結果に対して、
 「責任の所在を曖昧にする文化=日本」
 「責任の所在を明確にする文化=米国」
みたいな違いがあって、下手に発言してしまうと即責任が発生してしまう
という怖さが身にしみてるのかもしれません。
なので、できるだけそこを避けて通ろう、というのが”ヌルヌル”さを
感じる原因なのかもしれません。
商談やミーティングでは、日本人の方がよっぽどダイレクトな物言いをします。
もちろん、人によりますけどね。

今これを書いてるのは午前中。見せるのは昼からです。
ここで書くのをいったん中断して、続きは昼から書きます!


(この間、数時間経過・・・)


いやー。
いま見せ終わりました。
良い反応だったと思います。
良いか悪いかはコメントではなくてリアクションで何となくわかるものなので、
楽しんだり笑ったりした様子から、悪い反応では無いと思います。
彼らがノリ気になるかどうかで、アメリカでの販売状況が大きく変わるので、
こっちもドキドキします。

今週は「神木村ライフ」の更新予定だったんですが、週末に韓国出張 が入ってまして。
原稿を書いてるスキマとチェックしてる時間が無いので、
更新は次の機会にさせて頂きます。スイマセン!

前述のKGC2005 では、「大神」を題材に講演する予定です。
映像とともに「大神」の制作の流れを振り返りつつ、オリジナルゲーム制作について
今の自分が考えていることを話そうかな、と思ってるんですが…
この講演の何だかもっともらしいタイトルは、誰が考えたんでしょうねぇ(笑)
(実は、講演の内容については今日の午前中に決めました…)

何度かこういうことやってますが、講演はその場限りの「熱」が面白いと思うのです。
1回限りだからこそ出せるパワーがありますし、
事前にあまり準備をしすぎるとその良さが消えてゆくような気もしますしね。
準備してない言い訳に聞こえるかもしれませんが…(笑)

では、また次回!