食研究家 石井達也・裕加 夫婦のおいしいブログ -8ページ目

小松菜農家「しものファーム」(堺市) 食育ツアーで訪問

Shimono Farm
土と肥料にこだわる霜野さんの小松菜を見てきました。
堺市にあるしものファームの農場です。
(私たちが料理教室の講師を務めた食育ツアー企画の一環でした。くわしいレポートはこちら をどうぞ)

農家を見学するといつも思うことですが、生産者のこだわりと情熱が伝わってきます。
霜野要規さんの土と肥料に対するこだわりは、並外れたものでした。
この情熱に応えるためにも、野菜のおいしさをより引き出す調理法を、考えたいと思います。

小松菜の焼いた美味しさ、煮物にした美味しさ、生の美味しさ、いろんな美味しさを表現したいと思います。
私たちは、なにげなく野菜を買って口にしていますが、生産者の苦労があって口に出来ることを忘れてしまっているように思います。

生産者の情熱に負けないぐらいの情熱を持って、毎日の料理に取り組みたいですね。

山梨の赤ワイン

基本的にフランスのワイン、それもボルドーとブルゴーニュのワインにしか興味がないのですが、
日本にも美味しいと思えるワインあるもんですね。
葡萄品種がコンコード赤葡萄種で、酸化防止剤無添加の赤ワイン。山梨は勝沼の「蒼龍葡萄酒 株式会社 」がつくっていました。
この赤ワイン、限りなく葡萄ジュースに近い味わいで、“おとなの葡萄ジュース”といえそうです。
こんな葡萄ジュースがどうして出来ないのか、と思うぐらいコクのある、フレッシュな味わいです。
少し冷やして飲むと葡萄好きには、たまりません。

手作りの栗の蜜煮に脱帽!

栗の蜜煮
今年は、栗の当たり年です。
とても美味しく楽しめます。

我が家では、せっせと栗の蜜煮にしています。
市販の栗の甘露煮と違い、素朴な栗の香りが楽しめとても美味しいです。
手作りミルクアイスに添えて楽しんでいます。
あんこや甘納豆と一緒に食べると、絶品です。
手作りの美味しさに感動します。
栗を漬けていた蜜も、栗の香りが移っていて美味しいので、残さず食べてしまいます。
手づ栗(手作り)の美味いしさに、脱帽。

天然マグロのお刺身と日本酒

最近養殖のマグロの刺身がとても多くなりました。
珍しくスーパーにインドマグロの中落ちが売っていたので、思わず買ってしまいました。

魚は天然物に限ります。
中落ちは、ほかの部分と違い独特の旨味があり大好きです。
インドマグロの横に明石で取れた地物の足赤えびも目に留まり、お刺身でいけるのでこれも買って帰りました。
足赤えびは、大正えびと車えびをたして2で割ったような味わいで、天然物の上品な甘味と旨味をもっています。
お刺身には、日本酒が一番。

インドマグロの中落ちには、白鹿の吟醸酒、明石の足赤えびには、白鹿の山田錦特別本醸造酒をあわせて楽しみました。
お刺身に純米酒をあわせると、お酒の旨味がお刺身の旨味に勝ってしまい、お酒がおいしく感じられません。
案外やりがちな落とし穴です。



お刺身とおいしい日本酒のマリアージュ(ベストマッチング)を知ると、この上ない至福の時を過ごせます。
天然物のおいしいお刺身を買えたことに、今日は感謝・感謝。

新鮮な「王林」

スーパーで売られているりんごの「王林」は、甘くて酸味が少ないものが多いようです。

知人にいただいた鮮度の良い「王林」は、適度の甘味があり、酸味がしっかりしています。
りんごの心地よい爽やかな香りがあり、果肉も「パリッ」としていて、とても美味しいです。
ついつい食べてしまいますが、食べるととても体にいいものを食べているような充実感があります。

鮮度の良い物と良くないものは、見かけは同じように見えても、まったく違う物の様です。

「野菜や果物の鮮度の大切さ」・・・なんとなく忘れがちですが、とても大切なことだと思います。

「ベジくれーぷ」大好評でした


ベジクレープ


私達が考案した「ベジくれーぷ」を、大阪のNHKで開かれたイベント「ふるさとの食にっぽんの食」でいっぱい焼きました。
皆さん「とても美味しい」と感想を言っていただいたり、何枚もおかわりをしていただいたり・・・美味しい顔をみせていただけました。
300枚以上焼いた疲れもどこか飛んでいってしまいました。


焼いてます♪


私達にとって「美味しいかった」と言う言葉を聴けることは、何物にも変え難い幸せな事です。

第1回 おいしい野菜革命 食育料理教室 開きました

1031 Tatsuya 今秋から始まった食育事業「おうちパーティ」料理教室を、無事終えることが出来ました。

「大阪発の食育提案!おいしい野菜革命」 の第1回の料理教室です。



大阪の青果卸・東果大阪さんやJA大阪中央会とチームを組んで取り組んでいるものです。


1031 Yuka
当日は、大阪・堺市のしものファーム さんの新鮮な小松菜を使い、2品をつくりました。

皆さんの美味しい顔が見れてとても満足しています。

癒しの小松菜鶏そぼろスープの天然だしの美味しさが、皆さんの心に届いて嬉しいです。
また小松菜をなまで食べていただいて、その美味しさにも触れてもらえてよかったです。


堺市の「しものファーム」の鮮度の良い小松菜は、より美味しさを引き立ててくれました。
大阪野菜に触れれば触れるほど、あらためて近郊野菜の大切さを実感します。


第1回のくわしい様子は、「おいしい野菜革命」ウェブサイトのレポート をご覧ください。

第2回目の食育セミナーは12月12日(火)に開きます。お申込みを希望される方はこちら からどうぞ。


また美味しい顔が見られるようにがんばりたいと思います。


料理はオーダーメイド

腕のいい職人によるオーダーメイドの服は、自分の体にフィットしてとても着心地がよいものですね。
工業で大量生産される不特定多数の人に向けて作られた服とまったく別物。
手づくりの優しさが感じられ着ごこちの良さににもつながるのでしょう。
家庭で料理を手づくりすることは、家族のことを思い家族のためにつくる究極のオーダーメイド料理です。
外食と違い作り立てほやほやの鮮度の良い心のこもった料理です。

多少のうまい下手はあっても、家族を思う愛情が料理を格別のものにしてくれます。

家庭で作る料理にこそ、家族の幸せと健康があります。 是非がんばって、家族のための「愛情いっぱいのオーダーメイド料理」作ってあげてください。

秋刀魚の刺身

最近は、秋刀魚の刺身が手ごろな値段で楽しめて嬉しいです。
秋刀魚の刺身なら、天然物。
養殖は無いので、心から楽しめます。
脂の乗った刺身が手に入ったら、醤油で楽しむもよし、醤油に柚子やすだちなどをたっぷり絞り入れ楽しむもよし。
我が家では、後者で楽しみます。
生姜も忘れず使い楽しみます。
結婚したころは、一般的に秋刀魚の刺身を食べることが浸透していませんでした。なので、スーパーで見かけることは無く、市場に行って活きのよい秋刀魚を手に入れ、自分で刺身にするしか食べることが出来ないものでした。

秋刀魚の刺身は、新婚時代に初めて知った美味しい秋の味覚です。

料理の魔法 昆布茶

カードマジックを見る機会が有りました。
カードが消えたりいろんな色に変わったり、まるで魔法のようでした。
私達にとって料理の魔法は、昆布茶があります。
あっと言う間に料理が作れたり、料理をおいしくしてくれます。

しかし本当の魔法は、愛情です。
食べ手のことを考え、おいしい顔を想像しながら、「おいしくな~れ。」と愛情をこめて作ることです。
この魔法にかなうものはありません。
昆布茶については、私たちの公式ページ でもご紹介しています。 「くらしのアイデア 」の「OISHII 調味料 」をどうぞご覧ください。