「すかんち の活動休止から
まもなく出た、
ROLLY(ローリー寺西)の
ソロプロジェクト第1弾
(96年9月発売)。
全体的にはすかんちと同じく、
70年代後半の英米のロックと
日本の歌謡曲を融合した
(どこかで聞いたことがある?)
ような曲が並ぶが、
この一貫した姿勢こそが
彼のロックスピリッツなのだな
とも思う。
カバーが2曲あるが、
そのうちチューリップの
ライブの定番曲
「私のアイドル
~歌は生きている」
のメドレーを、
適度なアレンジを
加えながらも、
原曲に忠実な演奏をしていて、
彼の音楽嗜好の源泉が
もうひとつ見えるようで
興味深い。
ちなみにこの曲のドラムは、
元チューリップ
(85年~87年在籍)
の松本淳。(★★★)」
(2006.5.7記)
ROLLYさんの
ソロ第1弾です。
いまでも
同じキャラクターを保ちながら、
幅広く活動をしていますね。
何年か前に
劇中の音楽がすべて
槇原敬之さんの楽曲で
構成されているという
山口智充さん(ぐっさん)
主演のミュージカルを
見に行ったことがあるのですが、
そのときところどころで、
舞台の中に登場しつつ、
さまざまな効果音を
すべてギターで奏でていて、
たいへん面白く、
そして感心したのを
覚えています。
ただ「すかんち」の
メンバーには
不運が多く、
元メンバーの
小川文明さんが2014年に、
ドクター田中さんが
2019年10月に
亡くなられています。
そして、
紅一点のベーシスト
shima-changは、
転倒事故で
脳挫傷などの大けがを負い、
現在も療養中とのことです。
何年か前に、車いすで
ステージに登場したことが
あったそうですが、
ご無理のないよう
過ごしていただきたいと思います。
また、
現在活動休止中の
すかんちですが、
2023年の秋、
ドラムの小畑ポンプさんが
脱退されたという
報道もありました。
もう、
すかんちとしての活動は
行わないということ
なのでしょうね。