(写真:井上淳一)

#中臣習宜 #阿曾麻呂(なかとみのすげ の あそまろ)役を頂いて直ぐに思い浮かんだのは、今の時代でも誰かの権威を傘に自分の城を建てようとする輩のこと。今も #愛子内親王殿下 や #眞子内親王、#佳子内親王殿下 を狙っている賊がいる訳で・・・とまあ、現在も進行中の陰謀について思うところがあった。

あそまろの芝居にはプランが二つあった。それは道鏡をある意味裏から操ってるかのような、本当は恐ろしい輩。そしてもう一つは今回の舞台で演じたような腰巾着である。

何故前者の可能性を感じたかというと、これは #道鏡 役の #岩田真 さんと近いところがあったが、#飛鳥時代 から続く #仏教 論争を取っ掛かりに #蘇我、#物部 といった因縁が背景にあったのではとのこと。またあそまろが #八幡宮主神(かんずかさ)だというのは #血統主義 からすると見捨てられない要素なのである。

さておき、こういったものを下地に、捨てるもの、そして新たに構築するものがあるのだが、それと関わりなくどう演じようとしたのかにははっきりモデルがある。一つは #キートン山田 さんがアニメ「#一休さん」で演じた #足利義満 (こちらも史実ではどう見ても大悪党であるが)、そしてもう一つは故・#菅貫太郎 さんが「#水戸黄門」で演じた #六条三位(ろくじょうさんみ)だ。特に、もう貴族な芝居となれば菅貫太郎さんがテンプレートではないかと思った。

普段喋りは詠うように、動く姿は儀礼のように、そして嫉妬深く執念深い、それをモットーにした。

ときに台本を読んだ上での話だが、あそまろの恐ろしさを垣間見た箇所が一つある。それあってのプラン1だったのだが、本公演ではそこを残したつもりのところがある。それがどこか当てられた方は先着で一曲、リクエストを承わります。

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劇団歴史新大陸 第十二回本公演『WAKE-不滅の英雄★和氣清麻呂-』

紹介動画:冒頭OPシーン
公演形式:完全配信公演(インターネット配信)
公演期間:12月12日(土)〜令和3年1月11日(月・祝)
チケット販売期間:令和2年10月15日(木)〜令和3年1月10日(日)
チケット金額  :2,500円〜