妊娠継続するんだ! | ぱんだのおっぽは薄茶色ー染色体異常のある娘&双子息子ー

ぱんだのおっぽは薄茶色ー染色体異常のある娘&双子息子ー

未熟者の子育てです。子どもに育てられてます。参考にはならないと思いますが、息抜きにどうぞ・・笑
娘は染色体異常(不均衡転座:2番短腕一部重複・X染色体一部欠損を持ちながらも私のところに生まれてきてくれました^^&双子男の子も元気一杯です!

羊水穿刺の結果について
まず二人で話し合い、、
ましたが、現時点では赤ちゃんにどのような障がいがあるかは不明。
夫は本当に育てていけるのか悩んで悩んで悩んでいました。

一方、私は変わらずぜったい産むと言い張ってました。
そんな中、いろんな意見を聞き、印象に残っているものがあります。

障がいのあるお子さんを子育て中の先輩お母さんから
「私は、この子を産んで心から良かったし、幸せだよ。
でも、二人目も障がいがあるって分かったら悩むと思う。
それでも自分は産むんだろうなと思うけど、
障がいを理由に中絶することも勇気がいることだと思う。」

障がいのないお子さんを子育て中の先輩お母さんにから
「障がいのある子を産んで、その子は幸せなのかな?」

ネットには障がいのある子どもを産むのは税金の無駄遣いなんて意見も(もっとひどい言葉もたくさん)
現在、確かに公的な福祉に助けられている部分はたくさんありますm(_ _"m)

みんな子どもの健康を祈る気持ちは同じだと思います。
しかし、子どもが遺伝子検査では分からない障がいや、
事故などの後天的な障がいを持ったとしたら見捨てるのでしょうか?
事前に分かっているから諦めなければないのでしょうか?
そもそも、医師に言われましたが検査結果は100%確実とは言えません。
私は、事前に分かっているからこそ受け入れる時間を与えてもらったと思うのです。

現時点で分かっていることは、ターナー症候群の症状が出る可能性くらい、、
うちの子はもしかしたら将来子どもを産めないかもしれない。

そんな中夫から
「もし自分だったら子ども産めなかったらどんな気持ち?」
と聞かれました。

私は、
「そもそも、妊娠前は子どもできにくいって言われてたし、
子どもを産むために生きてる訳じゃないから、
子どもいないから生きる意味ないとは思わないよ。
生きてて幸せって思える瞬間はいくらでもあるから、
うちの子は子ども産めないから可哀そうだから中絶なんて絶対思えないよ。」
って答えました。
そしてそう答える中で自分の中で決心しました。

障がいがなくて幸せな人もいれば不幸な人もいるように、
障がいがあってもどんな人生を送るかは人それぞれだと。
大事なのは私たち親が生きる幸せを見つけられるように全力でサポートすることだと。
そしてできる限り自立できるように育て、我が子なりの社会貢献ができるように育てよう。




その後も1週間ほど夫は悩んでいました。
そんな夫にイライラした私は「もし産めないなら離婚してでも産む!」
夫は「離婚は絶対しない!」
って喧嘩したり

情緒不安定になって、海まで行って入水自殺を図ろう!
と決心して真夜中、夫の寝ている隙に家を出たことも。
でも、夫に迷惑かけないように車を使わず徒歩で出かけたら、
海が遠すぎて歩いてるうちにお腹が張ってきたため冷静になって、
Uターンしました(笑)
往復2時間ほどの道のり、、、
日ごろ運動不足の私は激しく後悔しました(笑)
もちろん帰ってみたら夫は爆睡中でいまだにこの事は
私とめーちゃん(娘)の秘密です(笑)

で、1週間後くらいに夫が
「よし!3人で暮らそう!」
と明るく言い放ちました!
夫の中で踏ん切りがついたのかな、、、
でも、往復2時間のウォーキングしちゃう前に決心してよ、、と思いました(笑)
今になって考えるとあの時真剣に悩んだからこそ、
現在夫も積極的に育児に参加(めーちゃんにデレデレ(笑))なのかもしれません。

私の家族は二人の意思を尊重して応援するよと言ってくれ、
夫の家族は障がいのある子どもを育てることの大変さを心配していましたが、
最後には応援してくれました。
そして今では、両家族とも本当に可愛がってくれます!^^

産んでみるとなるようになるんだなーと思う今日この頃!
ちなみに今まで産んだことを後悔したことは一度もないし、
お腹から出てきて出会えただけで本当に幸せだと思います。

もちろんこれはあくまで私の意見であって、
やむなく赤ちゃんを諦めた方を批判するつもりは全くありません。
子を思う親の気持ちにはそれぞれの形があると思っています。