なんだかとても悲しい。 | ニュージーに移住目指してうほとほ日記

ニュージーに移住目指してうほとほ日記

2011年10月四十路オンナがやってきて早くも10年。子育てと就労の苦労の中未だにワークビザ。永住権getの夢はどうなる? ビザに翻弄されて子どもたちは日本とこっちを行ったり来たり。この家族の未来は?



我が家は一日遅れで日曜夕方を送る。



一昨年、1年ほど娘たちはニホンに帰国し、どっぷりジャパニーズ文化を吸収してった。



スポンジにじゅわ~っと水がみるみる含まれるかの勢いでさ。そのスポンジの吸収力は衰えることを知らずでね。


ニホンで得た知識や知恵もそのまんまで、まったくのジャパニーズ小学生となっちまった。


そんな彼女らはいっつも月曜日の夕方、『ちびまる子ちゃん』を見る。昨日もそうだった。




ちびまる子ちゃん。


アニメが始まったときはワタシはすでに大学生で、コドモという世代から遠く離れてた。



だけど、奇抜な歌に沿り"ショーワ"な雰囲気満載と、やや大ボケチックな小学生女子とその家族、同級生が繰り広げるエッセイマンガをとても称賛してた。



当時、下宿でも話題だった。


『隣から笑い声が同時にする』(笑)。


って話してたセンパイもいて。



アニメが始まった年に、たぶん主題歌はレコ大取ったんじゃなかったかな。BBクイーンズ? やったっけ?



ハズカシイけど、ちびまる子ちゃんの単行本、全巻持ってんだよね。

番外編のも含めてさ。とむおも、それ引っ張り出して読んでケタケタ笑ってたな。



そして、著者のエッセイも買ってね。よく読んでた。


短大時代のエピソードとか、マンガ家になった経過とか、最初のケッコンから離別まで、ちょっと著者の人となりにとても興味があって、勝手に親近感を持ってたし。


その息子さんの出産エピソードとかのエッセイもね。好きだった。痛快だった。







昨日の夜、突然の訃報をニュースで知り、その若さにも閉口したし、いたたまれない思いでいる。



なんか悲しい気持ちが湧いてきて、誰かと共感したかったけど、ペラペラ言うのも気が引けて独りでどよんとしてしまい、あまり寝られなかった。



こないだ、ヒデキ追悼したばっかやん...
番組の中でもさ。



大事な方がまた逝ってしまった。



たぶん、来週もちびまる子ちゃんを娘と見るだろう。たぶんこれまでと違った思いで見るんだなって思う。




ご冥福をただただ祈ります。




自分の人生も振りかえるなー。
あと何ができるんやろう。ではまた。ニュージーランドの話題じゃなくてごめん。とても悲しいんだよ。