宝物!オリムピック スーパー93
子供の頃は古墳のお壕、大和川や石川でフナやハスを釣ってました。
やがて高学年になって海へ進出。泉南です。
中学からは衣奈や戸津井などの中紀、そして南部や芳養方面へ。時に神明・淡路、紀東。
和歌山方面は天王寺駅発22時40分だか50分だかの夜行鈍行が定番。
天王寺駅を北に出て線路沿い東に行ったエサ屋さんでエサを仕入れていた。
たくさん釣り師が乗ってた賑やかな夜行列車という記憶があります。
あの列車、雰囲気あったなあ!懐かしい。
毎月「関西の釣り」「釣りの友」誌の発行日が楽しみで
一生懸命読んで、そして投稿してました。
対馬の大ギス、金沢大野港の巨ヌマガレイなどが話題になっていたような。
当時「投げ釣り」といえば
オリムピック
と、日本号
中学生の分際でしたが、親の自営業を手伝いせっせと道具集め。
Hキューバ(ストリップ購入、キャスピン装着)
Hアマゾン(同上)
日本号B(紺色、キャスピンガイドのやつ)
日本号D(Cやったか・・・大口径ガイドの赤いやつ)
ストリップ竿に自分でキャスピン巻いてた、熱心やったなあ、あの頃
投げ釣りが熱い時代
スーパー93
ウルトラ93
モデル93
ダイワスポーツ5000
スポーツ5000はゴールドコーストで人に貸したら海底に消えた・・・
というようなラインアップでした。
中1か中2の頃「関西の釣り」誌上だったと思うが「売ります買います」みたいなコーナーで名古屋の方がウルトラ93やスーパー93なんかを何台も出しておられ、迷わず電話して近鉄に乗って飛んでいった記憶があります。
何千円かで2台か3台のマシンを手に入れ感動に浸ってたという淡い記憶…。
相手は立派なオトナの方。「熱心だねえ」みたいなことを言われたような。
それにしても93というリール。
スローオシュレートの対極。激しく上下に動く。
ダイキャスト(鋳物)?重い。ずっしり。
最高なのは「サウンド」ですね。
(ここで音を出せないのが辛いが)
あのキリキリキリというシルキーというかクランキーというか
独特の甲高いギア音
なんで最近のリールは全部音が鳴らないんでしょう?
このスーパー93、実は当時持っていたものではない。
数年前にオークションで購入したもの。程度良し。
あまりに懐かしくどうしてもまた手に入れたくなり「時々触る」ことだけを目的に探したんです。
実を言うともう1~2台使えそうなのを入手して2台の93メインに実釣してやろうかと目論んでいるのですが、この1台さえもったいなく未だに使ってません。
由緒正しいコレクション癖もないので本当は 今でも釣りで使いたい
今使ってるパワーエアロなんかと比べたら、当たり前ですがスペックも使い勝手も比較にならない。
糸はよれるし、ベールはすぐに倒れてしまう。
現役当時も何かの拍子でベールが倒れ、投げ損ね、力糸からサヨウナラ。
しつこいが、アホなセンチメント&ロマン主義でしかないのですがどうしてもこれで釣りがしたい…
ところで、あれほど大切に揃えていた中学生時代のお宝ラインアップはいったいどこへ行ったのか?
今さらながらの後悔です。
京都に引越し、高校に入ったとたん違う遊びを覚えたあげく、20歳になる頃には釣り雑誌ではなく「競馬ブック」週刊誌と本紙が書店に並ぶのを待ち侘びるようになって、とにかく釣りからほぼ完全に離れてしまった。
オトナになってからも海外に行ったり転々としたせいで、長らく実家にあったはずが、いつの間にやら Gone with the wind.
当時はその価値が分からんかったので今ゆーても仕方がないことやけど
別れた女のようなものですな。グズグズ引きずる情けないオトコ
Hキューバ&Hアマゾンは最近まであったが6年前に帰国した後、投げ釣り復活前に処分してしまった。
日本号に至ってはもっと以前に手放したと思う。
最も残念なのはウルトラ93
当時ももったいなくて殆ど使わず新品同様だったのに・・・金ピカの名機、いずこへ?
オークションでたまに出ても完全にプレミア品扱い。
やはりマニアが多いんですね、93系統は。
とても手が出る価格やない。
そういえば振出竿なんて便利なものは記憶になく、三脚も覚えがない。
重ーーーい並継ぎをこんな
ロッドケースというかそういうので抱えて電車に乗ったもんですわ。
(なぜかこれだけ処分せず家に残っていた)
当時の釣り仲間
高槻にいた「オクタニ エツジ君」
泉南尾崎にいた「オオソネ セイジ君」
藤井寺の「ニシモト君」
たちはどうしてるかな?今も大阪で投げ釣りやってんのかなあ?
万が一読んだら連絡ちょうだい!どなたかお知り合いがいないかしら?
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