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よく、自閉症の子は、習い事をするのが難しい、と書いてあるのを目にします。人の話が聞けないからなのだとか。
前にも書いたように、りょうへいも、自分で練習していったことが認められなかったりすると、荒れたりします。
私は、楽譜は読めるし、指番号通り弾いているか確かめることはできます。
(最近の曲には、もうついていけていませんが💦)
ただ、ゲームみたいに、楽譜通り鍵盤が押せていればいいなら、ピアノ教室に通わなくてもいいのです。
りょうへいが先生の話を聞けない時は、いつも、こう問いかけます。
「ここは、先生のお話を聞きに来るところ。
ピアノを自分の好きに弾きたいなら、ここに来なくてもいい。」と。
実は、つい先日も、りょうへいのあまりの荒れように、私は上着を着て
「もう、帰る‼️こんなんなら、来てる意味がない‼️」
と外に出ようとしました。
私は、脅しでそういうことをしないのです。
そういうフリだけをしていたら、すぐにりょうへいは見抜いてしまいます。
咄嗟に私の手首をギュッとつかみ、りょうへいは私を引き留めました。
そんなやりとりを、実は今まで何回も繰り返しています。
りょうへいだって、先生の話を聞く気がないわけではないのです。
ただ、すぐに器用に切り替えができないだけ。
人の話を聞くのが苦手なりに、自分でがんばって言うことを聞こうとしてきたから、今があります。
先生の言うことを聞くと、曲がもっとかっこよくなる、という経験もたくさん積んできました。
人の話を聞くのが苦手な自閉症の子にこそ、本当はこういう経験をさせてあげたい。
そして、習い事の先生は、どうか、それに根気強くつき合っていただきたい、と、そう思うのです。