昨日11月25日は、国連が定めた「女性に対する暴力撤廃国際デー」。
衆議員第一議員会館 大会議室にて行われた、日本軍「慰安婦」問題の立法解決を求める国際署名 提出行動に参加しました。
ニョメン西東京も、賛同団体として名を連ねさせていただきました。
慰安婦問題に全力で取り組んでいる友人には常に頭が下がる思いです。
参加者370名、国会議員と秘書たち20余名、提出署名61万825筆を官房秘書官に提出したこの集会は、議員会館の外で口汚く騒いでいた輩たちを後目に、申し訳無いくらい成功裏に進められました。
来日された韓国の被害女性5名と在日被害女性の宋神道さんたちは、高齢であられ集会参加や会場への行き来が容易ではないように見受けられ心が痛みました。
被害女性のハルモニたちの、「戦争はニ度としてはならない。ニ度と自分たちのような被害者をつくらないでほしい」という心の底から絞り出すような訴えと願いは参加者たちの心を強く揺るがしました。
宋さんは「オレの心は負けてない」上映会の画面で数回お目にかかっているせいか親しみが湧いて来る。
相変わらずの「毒舌」は、参加していた議員たちにも向けられ、何故か皆の笑いを誘っていました。
そして外の騒音に驚きを隠せないハルモニたちは
<바깥에서 떠드는자들은 떠들기전에 정치나 알고 자신을 돌이켜볼줄 알아라>
<밥이 그리워서 온것도 돈이그리워서 온것도 아니다. 단지 우리의 인권회복을 위해 찾아온것이다.>と言っていた。(聞いていてとても辛かった…)
戦後65年も経ったけれど、「慰安婦」問題は過去の問題ではなく、今も尚問われている「人権回復」の重大な問題だと言うことを、深く再再認識させられた。
そして”日本軍性奴隷制”を発想した”女性観”が問われている。
「戦時性奴隷制を二度と生まないため」に。
因みに、日本軍「慰安婦」問題の解決を求める意見書・決議を採択した市議会は2010年11月14日現在36市です。
その内西東京地域では、清瀬市、三鷹市、小金井市、国分寺市、国立市、西東京市の6市が採択しています。大阪と並ぶ最多地域です。
こうした取り組みが各地で拡がっていることに光を感じます。