おはようございます!
産後のボディケア専門家
大森典子です。
産後のボディケア専門家
大森典子です。
一言で腰痛といっても、症状は様々ですが、
長時間の立ち仕事や赤ちゃんの抱っこ、
夕方疲れてくると痛みが出る、
などは、わりとよくお聞きすることです。
ですが、時々、
「朝起きた時が一番痛い」
という方もいらっしゃいます。
10月より、
短期集中コースを受けられた
N様もそうでした。
開始当初は
「肩こりと体型を何とかしたい」
とのご希望でしたが、
「股関節のダルさ、
骨盤周囲や腹筋の筋力不足」
も自覚されており、
いろいろお聞きするうちに、
「朝起きた時に腰が痛い」
ということがわかりました。
姿勢を見てみると・・・

やはり、「反り腰が強い」です。
Tシャツがゆったりシルエットなので
わかりにくいかもしれませんが

反り腰が強い状態、というのは
背骨の関節に負担をかけます。

背骨の全体像はこんな感じです。
首の骨(頚椎)から尾てい骨(正しくは尾骨)
まで。
赤マルを付けた部分が、
一般的に腰痛が出やすい、
腰椎から仙骨部にあたるのですが、
もともと前に少し反っているのが
正常です。(生理的前弯と言います)
「反り腰」というのはこの「反り」
が過剰になってしまっている状態です。

これが腰椎にフォーカスした写真。
背骨というのは、椎骨という骨が
連なってできています。
上と下の椎骨のうち、重なっている部分
(赤マル)があり、反り腰になると、
その関節が必要以上に押し付けられ、
痛みが出ます。
良い姿勢になりたい!
という方は多いのですが、
良い姿勢を意識することで、このように
反り腰を助長している可能性もあります。
これに対し、N様にはあおむけで行う
骨盤後傾ワークをお伝えしました。
こんな感じです。

まず、ワークの前に
「反り腰かどうか」のチェックを
してみましょう。
あおむけに寝て、力を抜き、腰の下に
片手を入れてみます。
入れようとした手が途中で止まる
くらいが正常です。
手がスポスポ簡単に入ってしまったり、
もう1枚手のひらが入る余裕がある、
という場合には反り腰の可能性が高いです。
次に実際のワークを。

あおむけの姿勢から膝を立てます。

息を吐きながら
膣を締め、恥骨を頭側に引き上げます。
同時に、
腰と床の間にある隙間をなくすように
腰を床に押し付けるようにします。
また、立っている時の姿勢も
意識する必要があります。
「お腹が前に出ないように
尾骨は下向きの方向へ、
恥骨は上に引き上げる」イメージです。
N様にもやっていただくと、
「ただ立ってるだけなのに、
腹筋めちゃくちゃ使うんですね!」
とおっしゃっていました。

でも、力を入れるポイントを変え、
意識するだけでこれだけ姿勢が変わります。
ちなみに、3日後にもう一度見せて
いただいたところ、
あおむけで寝た時の腰と床のスキマが
手のひら2枚分だったのが1.5枚分くらいまで
狭くなっていました

是非、このまま続けていただきたい
と思います

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「反り腰」に関してはこちらの記事もご参考に。
【関連記事】
①反り腰が改善してきています
②反り腰の場合、こんな猫のポーズがいい
必要な方に、必要な情報が届きますように

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