この映画観た〜い!と思いつつ、結局上演期間が終わってしまうのはコロナの前からよくあることでして。
そして気がついたらWOWOWで放送が始まるんですが、結局それでも観なかったりするんですよね。
で、長距離フライトの小さな画面で観たりするんです、ƪ(˘⌣˘)ʃヤレヤレ
でもこればっかりは映画館で観なくては!と重すぎてもはや根っこが生えてしまったお尻を引きずって映画館まで行ってきました!
イン ザ ハイツ!!
来日公演を観たのはいつだったでしょう?言葉は全然わからなかったのですが、音楽に感動して別の日にHMVをはしごしてサウンドトラックを探し求めました。
映画版が公開され、Twitterでみんな褒めそやしていたのですごく気になってはいたんですが、衣山かぁ〜重信でやってくれぇ〜なんて思っていたら埼玉に帰ってきてしまいました。
そうしてグズグズしてたら埼玉県内での上演が終わってしまい、六本木か千葉の柏か、っていう究極の二択になってしまいました。
衣山に行っときゃよかった、、、
なんて思ったってしょうがない!
行ってきました!柏!
埼玉の自宅から一時間半のドライブです。
ええ、環境に悪いのは重々承知の上で車で行きました。往復の電車代より駐車料金の方が安くついちゃうだなんてまるで愛媛みたいですね。
柏駅近くにあるキネマ旬報シアター。
なんとビルの一階にある映画館です。
この映画館では9月から始まったんですね。
監督はCrazy Rich Asianの監督、製作はブロードウェイのオリジナルのウスナビなんですね。
音楽が、、、
心地よい、、、!!
カラカラとこぎみよく響いて、そして小さく、大きく揺さぶられるようで、座席にじっとしているのが大変!
そして大迫力のダンスシーン!
ナンバーごとに拍手をしたいのを必死でこらえましたー。
そしてミュージカル映画としての出来がすごく良ぉございませんこと?
ぐいぐいひきこまれて途切れることがありませんでした。
「インザハイツ」の余韻をもっと味わいたいので帰ろうかとなやんだんですが、
観ちゃいました、
アメリカンユートピア
この映画も愛媛にいるときから観たかったのですが、機会がなく、この映画館でも今週で終わり、とのことですべり込みです。
ブロードウェイのショーを撮影したものです。
インザハイツは映画化ですが、こちらは舞台そのものを様々な角度から撮影しています。
鬼の鎮魂歌でもDVD撮影、8K撮影としましたが、どちらとも違うのは舞台上からも撮影しているので、観客視線だけでなく、キャストや、はたまた照明機材しかないようなところからの画角もあり臨場感が半端ございません。
それもそのはず、映画監督がハリウッドのスパイク・リー監督なんですもの。ドキドキが半端ございません。
ブロードウェイミュージカルとはちがって、ショーです。ストーリーがある訳ではなく、真ん中のおじさ、失礼、デイヴィッド・バーンさんが歌い、他のキャストは楽器を演奏します。ブラスバンドを軽やかに本気でショーアップしたような感じ。
それがもーーう!拍手を我慢するのが大変なくらい素晴らしい!!
これもやっぱり座って観るのがつらいくらい!
スクリーンに映る客席は総立ちで踊っています!
あそこに混ざりたいーー!
全身で音楽を浴びて踊りたいーー!
あのステージングって誰なんでしょう!面白かったなぁ!
皆さん揃いのグレーのスーツなんですが、これがカーテンコールの頃には背中に汗染みが出来ているほどの熱演!
デイヴィッド・バーンさんなんて出ずっぱりで歌って喋って。
舞台美術がまたクールで素敵で。
舞台三方を上からチェーンがカーテンのようにズラーっと。そのチェーンをかき分けてキャストが出てくる仕掛け。
そしてギュンギュンに尖った照明デザイン!
上映前に光の点滅がございます、苦手な方はお気をつけくださいみたいな忠告が出ていましたが、本当に点!滅!してたので、お子様や光の明滅が苦手な方は部屋を明るくして画面から離れてご覧下さい(笑)
なかなかやらない映画二本立て。
どちらの映画からもニューヨークの風を感じることが出来ました〜。