BRICS銀行、初代総裁はインド人、主導権は中国。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)7月17日(木曜日)
通巻第4296号
BRICS銀行、はたしてうまくいくのか
初代総裁はインド人、主導権は中国。露西亜は不快感
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ブラジルで開催された第六回BRICSサミット。正式にBRICS銀行の設立が決められたが、はやくも不協和音が聞こえてくる(加盟国は頭文字順にブラジル、ロシア、インド、チャイナ、南ア)。
本店は上海に置かれる。主導権が中国にあることは明らかだ。
あたかも「アジア開発銀行」は本店がマニラにおかれ、歴代総裁は日本人。ちょうどIMF・世銀の人事バランスに似ている。出資比率に応じた配分がある。ところがBRICS銀行は各加盟国がなかよく100億ドルを出資するのである。
となればロシア、ブラジル、南アがいずれ中国に文句を付けるだろう。インドは、当面、中国と経済的関係だけは増加させたい考えだが、もともとインド中国関係は水と油。うまく行くとは考えにくい。
インドは総裁ポストを得た手前、「二年以内に新銀行は軌道に乗る」と高らかな楽天論を展開(ザ・タイムズ・オビ・インディア)。
しかし欧米マスコミは冷淡で、英紙「ファイナンシャル・タイムズ」などは、出発時点での不協和音を力調し、うまくいくのかと懐疑的である。
ましてこのBRICS銀行は、米英主導のIMF・世銀体制に正面から挑戦するわけだから、面白くないのは米国で、NYタイムズなどは不快感丸出しの論調。ひややかに事態を見ているのが日本という構図だろう。
◆書評 ◇しょひょう
いずれアメリカは日本を捨てる日が来るかも知れない
日本は本物の危機がすぐそこにある現実に目覚めなければいけない
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西尾幹二『アメリカと中国はどう日本を侵略するのか』(KKベストセラーズ)
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副題は「第二次大戦前夜にだんだん似てきている、いま」である。
日本は従来型の危機ではなく、新型の危機に直面している。
国家安全保障の見地から言えば、戦後長きにわたり「日米安保条約」という片務条約によって日本はアメリカに庇護されてきたため、自立自尊、自主防衛という発想がながらく消え失せていた。付随して日本では歴史認識が歪曲されたまま放置された。左翼の跋扈を許した。
米国が「世界の警察官」の地位からずるずると後退したが、その一方で、中国の軍事的脅威がますます増大しているのに、まだ日米安保条約があるから安心とばかりに「集団的自衛権」などと国際的に非常識の議論を国会で日夜行っている。
まだまだ日本は「平和ぼけ」のままである。
実際に「核の傘」はボロ傘に化け、精鋭海兵隊は沖縄から暫時撤退しグアム以東へと去る。一部は中国のミサイルの届かない豪州ダーウィンへと去った。オバマ大統領は訪日のおり、「尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲」と言ったが、「断固護る」とは言わなかった。
それなのに吾が自衛隊は米軍の下請けシステムにビルトインされており、日本の核武装は米国が反対している。
これはアメリカにとって庇護下から日本はぬけでるな、という意味でもある。欧州との間に交わして「核シェアリング」も日本にだけは絶対に認めない。
「日本はまず日本人で守ろう、日本は良い国なのです」と言った航空幕僚長は馘首された。
従来型の軍事力比較ばかりか、近年は中国ハッカー部隊の暗躍があり、日本の通信はすべて盗聴・傍受、モニターされているが、対策するにも術がなく、ようやく機密特別保護法ができたほどで、スパイ防止法はなく、機密は次々と諸外国に漏洩し、なおかつハッカー対策に決定的な遅れを取っている。
通信が寸断され、情報が操作されるとなると敵は戦わずして勝つことになる。
経済方面に視点を移すと、日本は戦後の「ブレトンウッズ体制」で決められてIMF・世銀、すなわちドル基軸体制にすっかりと安住し、あれほど為替で痛い目に遭わされても、次のドル危機に構えることもなく(金備蓄の貧弱なこと!)、また米国の言うなりにTPPに参加する。
TPPは中国を排除した知的財産権擁護が主眼とはいえ、これが安全保障に繋がるという議論はいただけず、また目先の利益優先思想は、長期的な日本の伝統回復、歴史認識の蘇生という精神の問題をなおざりにして、より深い危機に陥る危険性がある。誰も、TPPでそのことを議論しない。
アメリカは戦後、製造業から離れ宇宙航空産業とコンピュータソフトに代表される知的財産権に執着し、金融のノウハウで世界経済をリードした。日本は、基幹をアメリカに奪われ、いはばアメリカの手足となって重化学機械、自動車を含む運搬建設機材、ロボット、精密機械製造装置で格段の産業的?家をあげたが、産業の米といわれるIC、集積回路、小型ICの生産などは中国に工場を移した。
つまり貿易立国、ものつくり国家といわれても、為替操作による円高で、日本企業は海外に工場を建てざるを得なくなり、国内は空洞化した。
若者に就職先が激減し、地方都市はシャッター通り、農村からは見る影もなく『人が消えた』。
深刻な経済構造の危機である。グローバリズムとはアメリカニズムである。
こうした対応は日本の国益を踏みにじることなのに、自民党も霞ヶ関も危機意識が薄く、またマスコミは左巻きの時代遅れ組が依然として主流を形成している。
これらを総括するだけでもいかに日本は駄目な国家になっているかが分かる。
だから西尾幹二氏は立ち上げるのだ。声を大にして自立自存の日本の再建を訴えるのである。第一にアメリカに対する認識を変える必要がある。
西尾氏はこう言われる。
「アメリカの最大の失敗は『中国という共産党国家を作り出したこと』と『日本と戦争をしたこと』に尽きる。
(アメリカの)浅薄な指導者たちのおかげでやらなくてもいいことをやってしまった。
その後も失敗を繰り返し、今回もまた同時多発テロ後、中国に肩入れをしていつの間にか中国経済を強大化させてしまった」(95p)
「オバマ政権は世界の情報把握も不十分で、ウクライナでしくじったのも、イラクであわてているのも、ロシアやイスラム過激派の現実をまるきり見ていないし、サウジアラビアのような積年の同盟国を敵に回して」しまった(105p)。
秀吉をみよ。情報をきちんと把握し、キリスト教の野望をしって鎖国へと道筋を付け、当時の世界帝国スペインと対等に渡り合ったではないか。
しかし戦後の歴史認識は狂った。
「あの戦争で日本は立派に戦い、大切なものを守り通した。それを戦後の自虐史観が台無しにした。先の大戦を『日本の犯罪だ』とう者はさすがに少なくなった。ただ、半藤一利、保坂正康、秦郁彦、北岡伸一、五百旗頭真、加藤陽子など」がいる(182p)。
日本は確かにいま米国に守護されてはいるが「アメリカはあっという間に突き放すかも知れない。中国の理不尽な要求に、耐えられない妥協をするようアメリカが強いて来るかも知れない。『平和のためだから我慢してくれ』と日本の精神を平気で傷つける要求を中国だけではなく、アメリカも一緒になって無理強いするかもしれない」(242p)。
ことほど左様に「アメリカは、軽薄な『革命国家』」なのである。(251p)
憂国の熱情からほとばしる警告には真摯に耳を傾けざるを得ないだろう。
結論に西尾氏はこう言う。
「外交は親米、精神は離米」。たしかにその通りである。
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◆書評 ◇しょひょう
国民は大マスコミの嘘を見破っているのに、なぜ偏向はやまないか
一般大衆はブログ、フェイスブック、ツィッターで本物の情報を公開し始めた
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西村幸祐『マスコミ堕落論』(青林堂)
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『バカの壁』という意表を突く題名の本があった。書いた人もバカだった。「今週のバカ」を『週刊文春』が連載しているが、なんと日本にはバカが多いことだろう。
そして手の付けられないバカが集中しているのが朝日新聞とNHKである。その知的水準の低さは、ついにネットの発達によって一般国民に見破られ、知的レベルはバカたちが書き散らす出鱈目な報道の知的水準を抜いた。
著者の西村氏はこう言う。
「堕落しているマスコミがあっと権威からおろされつつあるのが今の状況である。情報とその分析において常識と理性を取りもどす、今は好機なのである」。
ブログに加えてフェイスブック、ツィッターが発達するや大新聞は劇的に発行部数を減らした。ビジネスホテルのロビィを見れば分かる。無料で朝日新聞がやまのように積まれている。
事態はここまで変化したのに、反日マスコミがいまなお常識を知らず図々しく、バカな主張と報道をくりかえすのはなぜか。
その「バカの壁」に西村氏が挑んだ。
本書はとくに中国報道に関しての偏向報道、偏見の集大成である社説などをくわしく分析し、その欺瞞を俎上に載せて徹底的に批判している。
評者(宮崎)はあいにく過去四十年以上、朝日新聞を読んでいないので、こうやって朝日の出鱈目な主張が一覧できるのは参考になる。しかし、西村さんには「お疲れ様」とまず申し上げたい。
なぜなら朝日を読むことは時間の無駄であり、第二に立腹が納まらなくなり、第三に、こんなバカ・メディアを毎日読んでいると頭がおかしくなるからである。
さて。
以上の概論で、本書の全体像がおわかりいただけたであろうから詳細は除くが、非常に大事なことを西村氏はメディア批判と別枠に論じている。
つまりは中国とつきあわない方が日本の国益になる、という歴史の鉄則である。
古来より日本は脱亜論を宣言してきたが初回はいうまでもなく聖徳太子である。
『自らを天子と称することは、日本は随と対等の関係だと(内外に)宣言することに他ならなかった』(つまり日本はシナに朝貢してませんよ、と宣言したのだから)。それ(聖徳太子が天子を名乗ったこと)は「国際的に日本が独立自尊の国であることを主張するための称号であった」
歴史上、日本の二回目の脱亜論は菅原道真の遣唐使廃止だった。「(廃止以後)日本は平安時代中期および後期の文化の成熟をみることになる」(日本では遣唐使というが、シナ側では『朝貢使』つまり貢ぎ物を運ぶ使いと認識している)。
三番目の脱亜論は秀吉のキリシタンバテレンの活動禁止、つづいて徳川の鎖国である。
四番目の脱亜論は福沢諭吉によってなされた。
だが、以後の日本はシナと深く関わり、泥沼に陥っても抜け出せず、日本が開発した満鉄を失い、いや満州すべてを奪われ、大陸の権益は廃墟となり、戦争が終わって毛沢東時代にせっかく鎖国が続いていたのに、田中角栄以来、シナとふたたび深く関わり、いまも重層的に関わり、国益が侵され、日本はますます劣化した。
だからメディアの劣化も当然なのである。
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1101回】
―「犯罪人の数は年ごとに少なくなり、監獄でも監房が空いてくる・・・」(仁井田3) 「中国の旅」(仁井田陞 『東洋とはなにか』東大出版会 1968年)
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続いて鼠退治の方法だが、「時間をきめて一時にどぶに薬をまいて殺してしまう」とのこと。いやはや凄まじいかぎりだが、かくて仁井田は「私は中国のどこへ行っても雀を見なかった。蠅も蚊も絶無ではないが、みつけ次第退治られてしまう。各地を廻ってから後の感じであるが、都会よりも農村の方にハエがいない」と大いに感心を示す始末である。
仁井田は、案内役が説明するがままに雀や鼠の退治方法を記すが、いったい、そういった雀退治の方法に駆り出される住民のエネルギーや手間暇を考えたことはあるのだろうか。雀は穀物を食い荒らす害虫を食べてくれる益鳥であることに、あるいは鼠殺しのために「一時にどぶに」撒かれた薬の量と成分に思いを巡らすことはなかったのだろうか。
仁井田は法律や訴訟関連の古文書からだけでなく、古典小説やら戯曲、芝居などの裁判場面などからより実態に即した法制史研究を開拓したと高く評価される。じつは京劇では恨み辛みだけでなく、金銭目当ての殺人などで登場する劇薬の多くは耗子薬、つまりネコイラズである。であればこそ、耗子薬が古くから人殺しに使われるほどの劇薬であったことを仁井田は知っていたはず。耗子薬から「四害退治」でドブに撒かれた薬の残存薬害を連想してしかるべきだったと思うが、相手の説明を鵜呑みにして疑問を抱くことなく、ひたすらノー天気に自動筆記装置に徹しているだけ。こういう頭脳構造をオ花畑というのか。
昭和21(1956)年のサンフランシスコ講和会議に臨むに当たって、中ソ両国が激しく世界覇権を争っていた時代であるにもかかわらず、ソ連など社会主義陣営とも講和条約を結べと非現実的な寝言・戯言の類を「全面講和論」と糊塗して力説していた南原繁東大総長を、当時の吉田茂首相は「曲学阿世!」と罵倒し退けたが、どうやら曲学阿世は南原だけではなかった。仁井田もまた正真正銘の、リッパな曲学阿世の一員だったようだ。
「中国に入って第一日の宿舎は愛群ホテル」である。これも当時の規定のコースだ。ホテルの担当者は「中国国際旅行社に属しつつ『下放』――一定期間、幹部が肉体労働に参加すること――を志願してこのホテルのボーイをつとめている」そうだ。ではなぜ「下放」が行なわれるのか。「中国ではこのような労働を通じて労働者農民に服務する幹部となるような訓練と学習が行われ、このことによって官僚主義――役人や政治家のから威張りや不親切――がとり去られる」とのことだが、「このような労働を通じ」た程度で、“中華数千年”の歴史に“鍛造”された官僚根性が改まる訳はないだろうに。
台湾生まれで仙台の旧制二高から東北大学医学部に進み、46年には台湾経由で大陸に渡り北京で図書館長を務めた楊威理が共産党治下での悪戦苦闘を綴った『豚と対話ができたころ 文革から天安門事件まで』(岩波
書店同時代ライブラリー 1994年)に、「一九六三年、河南省などの農村調査の文献を見る機会があったが、文献が私に与えた印象は、陰惨でぞっとするものであった。富む者は富み、貧しい者は生活のどん底に押しやられている。農村の幹部は悪辣を極め、汚職、窃盗、蓄妾などは朝飯前のこと、投機買占めが横行し、高利貸しが流行り、一口でいえば、農村は生き地獄そのものである」と記されている。
これに続いて楊威理は、「農村の末端組織の三分の一が既に共産党の手中にな」く、農村には「幹部などで構成されている新しい裕福な農民階級が出現し」たと「毛が断定し」、劉少奇もまた同じような内容を講演していたと綴る。仁井田訪中の数年後のことだ。
この情景は、21世紀初頭の現在の金満中国から伝えられる農村の惨状に酷似している。やはり中国は昔に戻ったのだ。歴史的に振り返れば、中国では、どの時代のどのような政権下であれ、地方権力者のさもしき根性を叩き直すことなど不可能に近いのだ。これは中国社会知識のイロハだろうに。それすら弁えない仁井田・・・じつに困ったものです。
《QED》
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(読者の声1)「慰安婦の真実国民運動 ジュネーブの国連人権委員会への調査団 帰国報告会」があります。
「慰安婦の真実国民運動」は今週ジュネーブの国連人権委員会に調査団(団長:山本優美子)を派遣しましたが、その帰国報告会が来週25日(金)に下記の通り行われます。皆様のご参加をおすすめいたします。
関係各位
いつも有難うございます。この度、国民運動として、ジュネーブの国連人権委員会に調査団を派遣することになりました。その報告会を7月25日に参議院議員会館にて行います。下記詳細をご確認の上、ふるってご参加ください。また、開催告知の拡散を是非ともご協力お願い申し上げます。
国民運動事務局
「慰安婦=性奴隷」が世界に広まったのは国連がそう認識しているからです。
河野談話の検証もされた今、これまで左派NGOの独壇場であった国連へのロビー活動に楔を打ち込むべく、2014年7月14~15日、慰安婦の真実国民運動はジュネーブ国連人権委員会に調査団を派遣します。
「従軍慰安婦は性奴隷であった」と認識している国連の委員は、それは嘘であったと言われて如何反応したか?委員会の見解は変わるか? 捏造慰安婦問題に終止符を打つべく、私達がこれから成
すべきことは?
調査団帰国直後に報告会を開催します。皆様のご参加心よりお待ち申し上げます。
記録
【日時】7月25日(金)1400より 参議院議員会館玄関口で入館証をお渡しします
開演 14:30 終了予定 16:30
【場所】参議院議員会館 講堂(収容200人)東京都千代田区永田町 2丁目1-1
アクセス:東京メトロ 丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅
有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町」駅
【プログラム】予定
・調査団の委員会検討会傍聴報告
・国連委員への働きかけ
・委員会の「性奴隷説は捏造である」と言われた委員の反応
・委員会検討状況、傍聴者、性奴隷肯定派の映像記録
・報告書について
【主催】「慰安婦の真実」国民運動
http://ameblo.jp/ianfushinjitu/
【参加費】無料
【参加申込方法】 メール又はFAXにてお申込み下さい。複数名お申込み場合は全員のお名前と代表者の連絡先をお知らせください。
〈メール〉
ianfu-shinjitu@tsukurukai.com
件名:参加申込
本文:?お名前(フリガナ)?メールアドレス ?連絡先の電話・携帯番号又は住所
〈FAX〉03-6912-0048
参加申込 と明記 ?お名前(フリガナ) ?FAX番号?連絡先の電話・携帯番号又は住所
【問い合わせ先】慰安婦の真実国民運動 事務局 電話:03-6912-0047
FAX:03-6912-0048
e-mail: ianfu-shinjitu@tsukurukai.com
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(1)「吉田松陰の原点」(『伝統と革新』、16号、発売中)
(2)「中国の若者たちの絶望とニヒリズム」(『共同ウィークリー』、7月14日号)
(3)「チャイナ・プラス・ワンを往く<17> モンゴル」(『エルネオス』、7月号)
(4)「大東亜戦争はアメリカにしかけられた」(カナダにて渡邊惣樹氏との対談、『ムック』7月25日発売)
(5)「中国の終わりの始まり」(『月刊日本』、8月号、7月22日発売)
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まもなく発売予定の単行本
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『中国の反日で日本は良くなる』(徳間文庫、8月3日発売。660円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、8月5日発売。713円)
年内に予定される拙著予告
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『真実の台湾現代史 1972-~2014』(ビジネス社、秋頃)
『続 世界から嫌われる中国・韓国、感謝される日本』(徳間書店、9月下旬頃)
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石平氏との対談第五弾
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『2013年後期の中国を予測する』(石平氏との対談第4弾 ワック)
『2013年の中国を予測する』(石平氏との対談第3弾 ワック)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平氏との第2弾 ワック)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第1弾。ワック)
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社)
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