放射性物質を食べてくれる微生物 | 日本のお姉さん

放射性物質を食べてくれる微生物

除染は不可能ではないと思う。今、日本に必要なのは放射性物質を食べてくれる微生物の発見と微生物の効果的な増やし方と散布の仕方だと思う。
そういう研究を地道に続けている人に昨日であった。正確に言えばそういう研究をしている人の助手だったが、、、。
トウモロコシの皮についている微生物が放射能を食べてくれるかもしれないということで研究している人たちがいると聞いたことはある。
光合成をする菌かも。
早く、そういう微生物を福島県でまいてほしいな。

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避難者帰還へ線量ごとに安全指針…政府が年内に
読売新聞 3月11日(月)4時14分配信

 政府は、東京電力福島第一原子力発電所事故による避難者の帰還に向け、放射線の年間積算線量に応じた安全指針をつくる。

 震災後、当時の民主党政権が年間積算線量を1ミリ・シーベルト以下に下げるとした長期的な除染目標が事実上の安全基準と受け取られ、帰還の障害となっているためだ。国内外の有識者の意見を踏まえて原子力規制委員会が考え方をまとめ、政府が年内に取りまとめる。

 政府は2014年春にも、避難指示区域のうち年間積算線量が20ミリ・シーベルト以下の「避難指示解除準備区域」への帰還を認める方針だ。避難指示が解除されれば住民は帰還できるが、「1ミリ・シーベルトでないと安全ではなく、帰れないという感覚が被災者に生じている」(政府関係者)のが現状だ。

 政府は長期的な目標として1ミリ・シーベルトの除染基準は維持する。一方で新たな指針は、年間積算線量が5ミリ・シーベルトや10ミリ・シーベルトなど、線量の段階ごとに、安心して生活するために必要な対応策を示す。
Saturday, March 09, 2013
除染が不可能であることに気づき、被ばく線量緩和論。病院の放射線診断7ミリシーベルト、肥満は500ミリシーベルトの発がんリスク(3/9 読売新聞)
by 東京江戸川放射線
 福島県内の復興を進めるために、まず必要なのは効率的な除染だ。

 約16万人に及ぶ避難住民が、一日でも早く地元に帰還できるよう、政府と自治体が連携し、迅速に作業を進めることが重要である。

 遅れが目立つのは、事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所周辺にある11市町村の除染だ。特別地域として、環境省が直轄で除染作業を実施している。

 このうち本格除染に着手したのは、4市町村にとどまる。はぎ取った表土などの仮置き場の確保、除染対象地の地権者の同意取り付けに難航していることなどが、想定より遅れている要因だ。

 未着手の自治体で避難住民との交渉にあたることも無論、大切だが、最優先すべきは、本格除染が始まった自治体での作業のスピードアップだろう。

 年間被曝ひばく線量が20ミリ・シーベルト以下の「避難指示解除準備区域」となっている楢葉町では、昨年9月に本格除染が始まった。家の屋根瓦や雨どい、窓を拭いたり、庭の表土を除去したりする作業が続く。

 環境省は、「避難指示解除準備区域」と、これより年間被曝線量が高い「居住制限区域」の除染を来年度中に終える計画だ。

 それを実現するうえで、最大の障害となっているのが「1ミリ・シーベルト問題」である。

 除染の枠組みを作った民主党政権は元々、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準に沿って、年間積算線量が20ミリ・シーベルト未満なら居住が可能との見解だった。1ミリ・シーベルトは、あくまで長期的な目標と位置付けていた。

 ところが、徹底除染を求める地元の要望を受け、達成困難な1ミリ・シーベルトが当座の目標値となった。

 除染の遅れについて、環境省の幹部は「1ミリ・シーベルト問題が大きなネックになっている」と認める。福島県の佐藤雄平知事も、今では「達成できる数値を示してほしい」と政府に求めている。

 2年前の原発事故当時に比べ、放射能のリスクを冷静に受け止める人が増えてきている。

 病院の放射線診断では、1回の被曝量が約7ミリ・シーベルトになることがある。肥満の発がんリスクは200~500ミリ・シーベルトに相当するという試算もある。

 政府は除染目標を見直し、1ミリ・シーベルトが危険と安全の境界ととらえられている現状を変えていくべきだ。避難住民が安心して元の家に戻れるよう、放射能に関する正しい情報を丁寧に説明するのも、政府の役割である。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130308-OYT1T01460.htm

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