- 名もなき花の―紅雲町珈琲屋こよみ/吉永 南央

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ライトなミステリーとして読み始めたつもりだったけど
案外、奥が深くて人間模様が入り乱れ…
地元の名士となった親類と、そこに係る人々の過去にまつわる話が、ぐるぐると巡っていく
その中で草さんがどうやって解いていくのか…
今回の人間関係はめんどくさいな~(苦笑
人は誰しも忘れがたい過去があり、贖罪を願うものなのか
小さな町では誰もが顔見知りというのが、よくもあり悪くもあり
現代社会では希薄になっている関係性が、ここではまだ生きている
普通に生きるって案外難しいのかなあ