54 朝まで働く、のち飲酒 | 福井伸実

福井伸実

恋をしようか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん頭がいかれて本質に近くなる錯覚。

踊りながら里芋と鶏肉を煮てチヂミがお好み焼きみたい。

 

拒絶されることは前よりこわくない。

全くこわくないわけではなく、どうせ大騒ぎしたのち死ぬまで根に持つけれど。

それでも前よりこわくない。

乾いた絵の具が粉になって散る。

全て包み込んで愛してやる。

 

言われて悲しかった言葉が後からボディーブローの如くじわじわ効いて散々身体を巡りつらい。

更に時間が経ったらスルメのように美味しいな。

そういった逞しさで生きていく所存であります、未来もどうせ死にたいけれど全部含めて明るいなあ。

未来は明るいよとおしえてくれたあの人の誕生日だった昨日。

のんちゃんは華みたいとも言ってくれた。

健やかに生きてください。

 

私を悲しませたりがっかりさせたりさみしくさせたりする全てにビンタと愛と感謝を送りたい。

私を心から愛してくれる全てには最上級の愛と感謝で返したい。