Mリーグ開催4日目第2戦オーラス | ツケマイせんせいの哲学する麻雀

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どうもMリーグを毎回楽しみに観ている僕です。

 

今回超話題になった局にスポットをあててみたいと思います。

 

 

オーラス、状況は画像の通りです。といっても親のマークがプレイヤーのアイコンの下にある赤い線だけというのは少々分かりづらいかもしれない。

 

東家 朝倉p

南家 高宮p

西家 瀬戸熊p

北家 たろうp

 

鈴木pと高宮pはこのままの着順で逃げ切りたいところ。瀬戸熊pは着順upの目がほぼないので、後々のことを考えたら普通に打ったほうがよさそう。親の朝倉pは追いかける立場。

 

 

たろうpの4巡目。

 

打3m

 

3m→1mと落として良形テンパイを狙いにいく。

 

こんな早い巡目で和がりたいトップ目が3→1とターツ落としをすると、手がめっちゃ速い&良形と読まれてしまうためあえて1m→3mと落とす手もある。もちろんたろうpもそれは承知の上だが、今回は親の朝倉pが4mを切っていて先手を取られた場合に押し返すことを考えて1mを残したのだろう。

 

 

そして2sツモリーチ。

 

たろうpはこの前に役あり両面をダマにしていて、ある程度点棒をもっていれば局を流すことを優先しているのは明らかになっている。そのたろうpがオーラスリーチにくるということは役がないということになる。また前述の通り良形の可能性は高い。

 

それを受けて朝倉p

 

ここから伝説の6m切り。捨て牌が見づらいので全体牌図を作ってみた。

 

 

たろうpの捨て牌からマンズが当たるなら47mしかない。なぜか。

 

8m3m1m全て手出しである。例えば

 

面子+両面+両面+雀頭+13788m

 

とあった場合、打8mは6ブロックとなるため普通は13mから切って5ブロックに受ける。よって369mはない。

 

また1334mからはやはり1m→3mと切るだろうから258mの目もなくなる。

 

あるとすれば13568mの形。残りが良形なら8m3m1mの切り順は自然だ。

 

問題は56mをもっていなくとも同じ手順になるということだ。例えば

 

138999m45p236799s

 

と持っていてもやはり同じ捨て牌になるだろう。

 

なので47mは危ないことに間違いはないが、果たしてここでマンズの愚形を確定させてまで7mを残すべきかはわからない。ただ、朝倉pはそれほど47mが濃いと読んだ。

 

この記事を書き上げた後、6mを切るとしては上記の根拠だけでは弱いと指摘を受けた。僕自身もそう感じるからこそわからないとしか言えなかった。

 

1つ、 仮説がある。

 

 

 

たろうpの8mと3mの取り出し位置を見てほしい。

 

8mは右から4枚目を、3mはツモ牌の7sを手の内に入れているので実質右から7枚目を掴んで捨てている。

 

つまり8mと3mの間に3枚あることになる。またその3枚の内の1枚、1mは画面が切り替わっている間に右端に寄せられていた。

 

これを注意深く見たのなら、8mと3mの間に2枚あることに気づいたのかもしれない。

 

そこまで注意深く見なかったとしても、8mと3mの間に数枚あることはわかるはず。放送対局で理牌はするだろう。テンパイ間近の手で、この間の牌がマンズ以外であるはずがない。

 

そう考えると捨て牌読みと加味すれば56mが手の内にあると推理することも可能だ。

 

ただそれをMリーグの舞台でするか?

 

この仮説が合っているとしたら、恐ろしい男としか言いようがない。

 

ちなみにたろうpの捨て牌が8m1m3mであれば25mも十分にあるため、朝倉pも122mのターツは残さなかったかもしれない。ツモ3mで危ない2mを切り出すことになるためだ。

 

 

そして次巡朝倉p、ツモ4sでテンパイ。打1mのシャボリーチ。

 

それを受けた高宮p

 

 

前巡にカン3mでテンパイしていたがツモってきた5sは2人に無筋。2mを切って朝倉pにリーチ一発中赤の12000の放銃となった。これも考察してみよう。

 

 

高宮p視点からは、たろうpは3m1mの切り順から2mは通りそう、朝倉pも4mが比較的早いためやはり通りやすそうにみえる。カンチャンだと2軒リーチに勝負にならないため良形変化を狙った1打といえるが果たしてどうか。

 

まず朝倉pだが、前巡にリーチに対して通っていない6mを切っており、もしも1mが手牌構成に無関係だとしたら、安全な1mを残して無筋の6mを先に切るのは理屈に合わない。よって1mは手牌関連牌だと読むべきだ。4mを先に切っていることから1122mからの切り出しが十分にあり得る。とすれば2mは普通に危ない。こう考えるとテンパイを維持するわけでもなく、当面の競争相手に打つ牌ではないかなと思う。では何を切るべきか。

 

まずは攻撃的なテンパイ維持の5sだが、カンチャン待ちで捲り合いに不利な手で二人に無筋はやはり切りたくない。またマンズが伸びたとしても2mを切ることになる。

 

やはりここは2着キープのため、おそらく形が良いであろうたろうpに任せるのが現実的な思考だと思う。

 

よって2人に通る6m、これが候補の1つになる。

 

もうひとつの考え方として、リーチがあった時点で親の朝倉pとは7600差となった。満貫以外は差し込みをすることができるのである。また前述のようにたろうpがリーチをしているということは、役がないということなので普通のリーチより安く見積もれる。もっとも赤と裏ドラありルールはドラだけで満貫にいくことも結構あるので差し込む状況かどうかは微妙だ。ただ安牌がなければ朝倉pに通ってたろうpに通っていない4mを打つ選択肢はある。そして結果的に4mは2600の放銃で済んだ。

 

以上から高宮pの状況なら打6mとし、安牌がなければ打4m、もしくは初めから打4mとすべきだったと思う。

 

47mを危険と読み実際に止めて勝負に出た朝倉pと、危険牌が絞り込めなかった高宮pで命運を分けた1局となった。

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