今日は息子くんの卒園式です
生後10ヶ月で小児てんかんを発症し
3歳で自閉症スペクトラム、軽度知的障害の診断を受けました。
それからは毎日必死で調べたり
私が妊娠中に食べたものが悪かったんじゃないかとか
私のせいでこうなったんじゃないかと
落ち込んだり悩んだり。
病院をはしごしたり
てんかんの治療のために服薬をきっちり続けたり
(血中濃度を保つため服薬時間が決まっている)
脳波の検査に遠方まで通ったり
週3回の療育に通わせたり
(遠方の療育は送迎が大変だったです…)
なんとか周りと同じようにさせようと取り繕ってみたり
近所の人や保育園のママ友に障害を隠してみたり
(今は全然オープンにしてますが)
他のお子さんと比べて自己嫌悪に陥ったり。
一見、周りと変わらないように見える息子なので
(いわゆるグレーゾーン)
夫や周りに相談しても
『えー言葉遅いだけで全然普通じゃん?』とか
『保育園行き出したら大丈夫になるよー』とか
『気にしすぎじゃない?』とか
『うちは幸いにも健常児だからあれだけど…自閉症?大変ね…』とか言われて(こういう言葉はずっと忘れられない
)
息子くんを守れるのは私しかいないと感じ。
毎日毎日全速力で突っ走ってきたけれど
出口のないトンネルを
孤独なランナーの如く走っているような
そんな日々でした。
そして卒園式前日の昨日、
お迎えに行った時に
担任ではない
たまーにお話する先生から声をかけられました。
息子くん、いつも私が窓拭きをしていると
手伝ってくれたんです。
新聞紙を持ってきて、喉がやられるんじゃないかって思うくらい必死に『はーはー』と窓に息を吹きかけて一緒に拭いてくれるんですよ。
今日も手伝ってくれて
周りの子は全員遊んでいるので
『◯くん、みんな遊んでいるのになんで手伝ってくれるの?』
と聞いてみたんです。
そしたら◯くん、
『2人でやった方が、早いじょ』
(語尾『〜ぞ』→『〜じょ』になってしまいます)
とにっこり笑顔で言ってくれたんですよ
と。
そんなことができるように
そんなことが言えるように
成長してくれたってことは
私がずっと突っ走ってきたことが
間違いではなかったのだと。
出口のないトンネルなんてない。
ちゃんと前に向かって進んでるよって。
こんな風に相手を思いやる気持ちを持てる子に
こんな風に相手に言えるような子に
育ったことがすべてだよって。
お母さんよく頑張ったねと
私も息子くんと共に頑張ったことが
ちゃんと息子くんのためになっていたと
証明されたようで嬉しかったです。
(実際には息子くんが一番頑張ったんです。
そして保育園でのお友達や先生方との関わりや、療育の成果が今の息子くんであって私の頑張りなど微々たるものかもしれません。
でも今日だけは頑張ってきた自分と息子くんを認めてあげたい。これからも色々な困難があるだろうけどそれを乗り切っていくためにも…
)
今日はそんな息子くんの卒園式です。
涙腺崩壊の予感です
では、またね




















ROOMものぞいてみてね⬇︎
今日も最後まで見ていただいて
ありがとうございました♡
