仕事中に考える「よし今日死のう」
薬の致死量や首吊りでの苦しみを入念に調べながら家路につく
帰ると母がいる。いない時もある。
母の笑顔を見て、やっぱり明日死のうと考える。
母がいないとせめて顔を見てから、明日死のうと考える。
明日になる。
漫画や小説、アニメが思いのほか楽しくて、やっぱり結婚できなかったら死のうと考える。
29になる。
ひとりでも思いのほか楽しいことに気づく。
じゃあ35まで頑張ろうと考える。
今日死のう。明日死のう。いやもうちょっと頑張ろう。早く死にたい。でも楽しいこともあるしもうちょっと生きたい。
これの繰り返し。
図太く生きてるわ。私。
ごめん、なるべく早く死ぬからもう少し待っててね。
みんなを自由にしてあげたい。