振り返れば、この2年半とても辛かった。
不妊治療しながらの仕事…
仕事だけでも円形脱毛になるほどキツかったのだけど、不妊治療はもっと残酷なものだった。
1度目の病院では、お金と時間をかけて何も成果もなく、医師には、その年で妊娠するのは1/20だから…とも言われた…
だからまたチャレンジしたらいいじゃない?と…
じゃあ、不妊治療でその確立を下げに来てるのに!ここに来てる意味は何?
これだけたくさんのお金をかけてる人によく言うよね。
と…憤りを感じました。
まるでカモにされてる気分…
2度目の病院は、患者の気持ちに寄り添ってくれる病院だった。2度目の移植で今に至ります。
病院にお世話になってから半年後に卒業できました。その病院で1度目の移植で、妊娠してすぐの流産でした。手術を予定していた日の前日、仕事でコピーをしている際にドバッと出て来ました。
トイレに駆け込んだら、それらしきものが出て来て、念のために用意していたタッパーに入れて、不育症の病院に持っていき、検査に出しました。
結果は22番のモザイクトリソミー、8番トリソミーでした。
自分のせいではない。こうなる運命だったんだ。とはっきり分かったので、いくらか救われました。心の中で落とし所が見つかった。という感じでした。
流産のほとんどが染色体異常だとよく言われているのは、本当なんだな。と実感しました。
悲しかったのは、そういう事を話した時に、旦那もストレスが溜まっていた様で、強い口調で色々と言われてしまいました。
旦那さんと安心して過ごせている夫婦が本当に羨ましくも思いました。
2度目の移植で、無理を言って2つ移植してもらい、現在の双子妊娠につながっています。
私が、不妊治療をなん度もトライしながら、40歳でなんとか妊娠したことを、不妊治療をしていたり、妊活をしている人の励みになったら…と思いながら書いています。
不妊治療をしている方の気持ちは痛いほどわかります。
どうか、心に無理をせずに過ごしてほしいなぁ。と思います。