前の記事にも書いたが、10年前「機能性ディスペプシア」という、言えば原因も治療法もわからない病気なのかさえ不明な病気になった
突然胃の痛みに始まり、食欲が落ち、食べ物を受け付けなくなった
様々な検査をし、入院も何度もしたけれど治らず、栄養の缶を飲んで栄養補給していた
家で寝たり起きたりしながら何とか家事だけをしていた
外出もままならず、出かけても少し歩いては座るという体力の無さ
やっと少し食べられるようになっても人の3分の1程度
そんな生活が5年は続いた
少しずつ食べる量も増えてきて(それでも人の半分)動ける事もできてきた頃、今の保育園で午前中だけ事務をする仕事を紹介してもらった
半日なら何とかなるかと引き受けた
朝だけ保育室へ行き、延長の子どもをみていた
最初のうちはすぐ疲れて帰ってから寝ないと身体がもたなかった
3年経つ頃には慣れてきて保育が楽しくなり、保育士試験を受けて保育士になりたいと思うようになってきた
午前中仕事をして、帰ってから勉強する
2年で合格
この頃には体力もついてきた
あんなに体力がなくて、すぐ疲れて寝てばかりいたのに、たまに午後からも仕事したりできた
これはやはり子どもたちのパワーを浴びているからではないかと思う
目に見えるほど(笑)子どもたちはパワー全開
そんな子どもたちと毎日過ごすうち、私の体力はガンガン上がっていった
去年、幼稚園教諭資格を取るために大学を受け、試験も合格
免許の為、3年間フルタイムで働かねばならず、半日の仕事から8時半から4時半までの勤務になった
それでも毎日ほぼ休まず働けている
それもこれも全部子どもたちからもらうパワーのお陰と思っている
昨年くらいから大好きなお酒も呑めるまてに復活
ありがとう、みんな
来年度もBBAの事よろしくね