あけましておめでとうございます。 | 高円寺ニャンダラーズのブログ

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高円寺ニャンダラーズは2011年に原発被災動物レスキューとしてスタートしました。現在は福島での活動経験を生かして、地元杉並や関東近隣でも保護活動をしています。

あけましておめでとうございます。

昨年は沢山の応援、ご支援をいただき、ありがとうございました。

 

2024年度、高円寺ニャンダラーズは、地元の活動と並行して、1月に起きた能登半島地震の被災猫レスキューの活動を開始しました。

 

震災が起きて20日後、ニャンダラーズは奥能登の地にいました。

 

震災後、少ない情報量のニュースを見るたびに、住民の方々と動物のおかれた悲惨な状況が気になり、居ても立ってもいられず、現地で活動するボランティアの方々と連絡を取り合い、奥能登の孤立集落でのレスキューを始めました。

 

皆様からいただきました、支援物資を車に詰め込み、現地で不妊去勢手術をおこない、負傷猫を連れて帰る。というレスキューでした。

 

奥能登での活動は想像を絶する過酷さでした。

レスキューを始めて、気がついたのは、動物病院の少なさゆえに、外猫の不妊去勢手術がほとんど施されていない事でした。

 

地域猫を中心にご依頼のあった猫の手術を施す為に、「高円寺ニャンダラーズ能登スペイクリニック」を開く決断をしました。

 

皆様のお力添えがありクラウドファンディングも成功し、5月以降は毎月開院する事も出来ました。

顧問獣医師、ハナ動物病院の太田快作院長、TNR福祉動物病院、犬猫救済の輪、結代表のお力添えもあり現在も順調に進んでいます。

 

今年も、地元ボランティアさんと協力し、出来る限りクリニックを開院し、瓦礫の中で産まれる子猫や、体調不良の可哀想な命と向き合っていきたいと考えています。

 

地元杉並区では子猫と老猫の保護が相次ぎました。

ボロボロ身体でニャンダラーズのシェルターで保護し、ケアしても、残念ながら、亡くなっていく老猫も多数いました。

どう考えても以前はお家で飼われていて、捨てられたと思われる子もいて、外での暮らしの厳しさと、人の非情さを痛いほど感じました。

 

また、危険な場所でのレスキューもありました。

安全第一に取り組みました。

 

崩壊した現場からの猫のレスキュー。

飼育放棄された猫のレスキュー。

公開できない内容のレスキューもありました。

その背景には様々な大きな問題がありましたが、猫の命を第一に行動しました。

 

また、頑張ってきた数頭の大切なシニア猫を看取り、辛い事もありましたが、殺処分寸前の命や、ギリギリまで、外で頑張ってきた子が元気になっていく事は心の支えでもありました。

 

保護猫が正式譲渡となり、幸せを掴んだ事も大変嬉しかったです。

 

東日本大震災による福島のレスキューも引き続き継続します。

13年前、活動を共にした仲間から多頭崩壊の相談もあり、現在は数頭の風邪をひいた妊婦猫さんがニャンダラーズのシェルターにいます。

 

今年初頭から、現場の視察と解決に向けて動く予定です。

 

福島での活動のまとめと、風評被害を減らす目的として、認定NPO法人「未来といのち」と協力し、「福島の風が止むとき」というイベントも開催します。

 

2025年、高円寺ニャンダラーズは、猫の尊厳のために更なる躍進をしたいと考えています。

 

応援してくださる皆様のお気持ちに支えていただき、これからも、全力でがんばります。

 

どうか応援よろしくお願い致します。

 

高円寺ニャンダラーズ一同