新井章太選手 | にゃんこユナイテッド

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 数奇な運命を辿っている章太。少し経歴をふりかえってみます。

 東京VでJリーグデビューするも出場なし。

 その後川崎に移籍して最初の2年間も出場なし。3年目の2015年にようやくデビュー(0-1で敗戦)。この頃、船山も川崎に居たんですねぇ(遠い目)。この年は正GKだった西部が怪我をしたこともあって、章太がほぼ務めたのですが、次の年はその座を譲ってしまいます。

 そして2020年、ジェフに移籍とともに、佐藤優也に代わっていきなりシーズンフルタイム出場し正GKの座に君臨。以降、2023年途中までほぼ、1stキーパーを務めていましたが、ジェフの調子が上がりそうで上がらなかったタイミングで2ndだった鈴木椋大にチェンジ。

 GKというポジションの特性とはいえ、こうもアップダウンの激しい選手生活もそうそうあるものではない、と思います。

 

 2023年、椋大にその座を譲って以降、ふてくされているんじゃないかと思ったのですが、章太の本領はこの後発揮されたように思います。それは何かというとベンチからのコーチングが素晴らしいと感じました。川崎時代に培ったものでしょうか、ベンチも一緒に戦う雰囲気を章太は創ってくれました。仲間を信頼しているからこそ、ベンチに居てもピッチに居るのと変わらない感情を仲間に送り続けているのだと感じました。

 

 2024年、章太は神戸に移籍となります。Jリーグチャンピオンチームです。川崎で優勝を経験している章太は勝者のメンタリティを理解していると思います。ピッチの内外で必要なことを神戸で「布教」していくのだと思います。いつでもスタンバイOKの漢(男)、それが新井章太だと思います。