2023Jリーグディビジョン2 第36節VS ベガルタ仙台 その2 | にゃんこユナイテッド

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サッカー好き、猫好き。(当然、「犬」も好き)
バンドは、無期限休業。(はたして「やってた」と言っていいのか・・・orz)
いろんなものに手を出したがり屋の日々を綴っていきます。

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 いつもと違う雰囲気は、観客が多かったということだけではなくて、各ゲートのところに「今こそ!WIN BY ALL!」の、選手、スタッフ陣の署名入りポスターが貼ってありました。これを見たときには、一気に2008年にタイムスリップしました。あのときも同じように署名入りポスターが掲出されました。そのあと、マグネットシートで同じようなことをやって、何かの折にそれをカットしたマグネットをもらった記憶があります。

 

 また、この日はJFAリスペクト・フェアプレーデイズ2023「差別・暴力根絶宣言」となっており、選手入場の際には、両チーム代表(ジェフは田口選手)による差別暴力根絶宣言のセレモニーがありました。また、hummelさんの視覚障がい者支援に繋げる点字加工を施した点字シャツプロジェクトとして、アップと選手入場時に点字シャツを着用しました。

 

 さて、ようやくキックオフ。それこそ、いつもと違う守備メンバーでしたが、メンデスが期待以上に良い。たいてい外国人選手は慣れるまで、コンビネーションなどヒヤッとすることがあるのですが、佐々木との相性もいいのか、よく守ってくれました。勢いあまって椋大と接触するようなプレーもありましたが、お見合いよりはずっとまし。細身ですが、身長や肩幅があって、近くでは相当な圧を発しているのでしょう。

 

 また、日高、田中がサイドから仕掛けるし、呉屋さんも試合を重ねるたびに調子が上向いているのがよくわかりました。これなら、大丈夫。と、思いつつも慢性ネガティブ病にかかっているので、これ(スタミナ)がいつまで続くか、ほんの一瞬でひっくり返されるんではないか、と頭のすみっこにはありました。

 

 試合中は接触も多く、見木選手は、頭を切ったようで、私が子供の頃(昭和)にはよく見かけた帽子のようなものを被ってのプレーとなりました。(これ被ると、一気に老けて見えました・・・)

 

 佐々木選手のボレーはきれいでした。ただ、ゴールが南側でしたからその時にはよくわからず。でも、記念すべき彼自身のJリーグ初ゴールです。一生の記念になることでしょう。

 そして呉屋さんのゴール。日高からのナイスクロスゆえ、決めて当たり前とはいえ、点を取るべき人が当たり前の仕事をしてくれるというのがどれだけ皆の荷を軽くしてくれることか。特に今日は、守備に不安があった分、取られる以上の点を取るというのが命題だったのではないかと思っていました。2点目を、点差を広げるゴールというのは、非常に大きかったと思います。

 そして、これで終わりにしなかったジェフ。1点返されたとはいえ、このまま守り切るということもできたはず。でも、最後まで攻めました。

 小森からヨネのシュートは、「(DAZNの)画面の外からヨネが出る」という場面を今回も見せてくれました。この日、ヨネは後半13分から出ており、もうそんなに走れる状況ではなかったと思いますが、交代直後の選手かと思うくらいに飛びこんできました。そのタイミングに合わせてボールを供給した小森もゴラッソ。

 

 守備が不安なら、それ以上の攻撃で払拭する。サッカーは1点でも多く点を取ったほうが勝ち。これさえできれば、勝ち点は積み上がる。42試合終わったときに、上から2番目にいたら、昇格、それまで何番目にいようが、42試合目で勝負する。

 この勝利で、私の頭の中もかなりクリアになってきました。

 

 サポーターも、良い雰囲気を作ることができていました。指笛おじさんは気になりましたが、隣の方は、試合が始まったら結構手拍子とかしてくれていましたし、何よりまっ黄色のゴール裏は壮観でした。

 それでもやはり頭の隅っこで、お客さんいっぱい入ると負けるんだよなとか思っていましたが、帰るときにはみんなの楽しそうな顔をみて私の気持ちも和みました。

 

 それにしても、ツキとか運も味方につけている気がします。自分たちができるのは勝ち点3を積み上げることだけですが、当面のライバルチームが、それより少ない勝ち点となり、とうとう5位、さらに上位との勝ち点差を詰めることができました。

 

 もう残り試合もわずかになり、ホームゲームは、3試合。このムードの再現を保てて最終節を迎えられるか。一つも落とせない試合が続く状態は何も変わっていません。きっと他のチームも同じことだとは思いますが、J2、最後まで熱そうです。